大手財務コンサルティングの内定を取り消して、年収やキャリア採用を捨てた理由

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朝のコーヒー配りが終わったら、

終電がなくなる朝方まで ずぅーっとパソコン作業をしていた。



仕事の息抜きは 昼休みの1時間だけ



昼休みには、

先輩社員と一緒に外食に出かけるんだけど、



会社が都内のオフィス街にあるから、

ランチするだけでも2000円以上かかってしまうらしい。。。(*~*)



さらに、

1日の仕事が終わって帰る頃には、



すでに電車の終電時刻を過ぎているから、

毎晩タクシーで自宅まで帰っているそうだった。



こんな話を聞いて、

彼の働き方になんだか違和感を感じたんだ。。。



僕にとっては彼が、

毎日高級な昼食を先輩と食べたり、

毎晩夜遅くにタクシーで帰宅するために

一流企業で朝から晩まで働いているようにしか思えなかった。



そんな風に感じた僕は

友人に仕事で働く理由について聞いてみた。


守淳史
そもそも、
なんのために働いてんの?
友人
え、あんまり考えてなかったな。。。
キャリアのためかな?
友人
あと3年くらい働いたら、
他の会社に転職してキャリアアップしたい。。。
守淳史
じゃあ、
給料上げたあとに何したいの??
友人
え、なんだろ。。。
あんまり考えてなかったかな。。。


『なぜ働く必要があるのか?』


友人と久しぶりに話した結果、

働く理由について明確化しておくことがとても大切だとわかった。


友人は、働く目的を定めないまま、

ただ黙々と仕事をこなしていた。


その結果、


高額な昼食を食べたり、タクシーで帰宅するために

働いているという現実に気づけなかった。。。



だから、僕は大学卒業後の人生を

もう一度ゼロから考え直すことにしたんだ。




第二部 <働く理由>


〜なぜ働いてお金を稼ぐ必要があるのか?〜


日々働いてお金を稼ぐ理由について考えるようになった。

就職活動をしていた頃は、


守淳史
どんな職業なら給料高いんだろう?
どの企業ならエリートっぽいかな?


こんな適当な基準で

条件の合う企業を探し回っていた。



内定を獲得したコンサルティングファームも

『高収入でエリートっぽい』という理由だけで選考を受けていた。



しかし、

『一流企業に勤めて、高給をもらえれば幸せに暮らせる』
すでにそんな妄想は打ち砕かれていた。




一流企業に就職して、

同期の就活エリートたちと合コンを楽しみまくっていた

友人のいま現在の生活ぶりを見て 同じ生活をしたいとは思えなかったからだ。



だから、『他の人にどう思われるか』という基準ではなくて、

『自分ならどんな人生を送れれば幸せか?』という基準で

働く理由について再び考えてみることにした。



その結果、

海外旅行を好きなだけ楽しめるだけのお金が必要だから


という結論になった。



僕は海外旅行中毒と言われても仕方がないほど、

一時期は時間さえあれば様々な国へ旅行していた。



というのも、ニューヨークで交換留学する際に、

交換留学生対象の返済不要奨学金を150万円ほど支給されていて、



そのお金を元手に海外旅行をしまくって、

なんと1年間の留学の間に、気づいたら11カ国もの国を旅行していたんだ。



そんなわけで、

1カ月に1カ国は海外旅行するような習慣がついてしまい、

とても身近な趣味のように感じるようになってた。



しかしそれと同時に、

大学を卒業して社会人になれば



これほど海外旅行に没頭できることなんて

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