高木教育センターのありふれた日々(18)

1 / 8 ページ

高木教育センターのありふれた日々(18)

第百七十一章心の中に平和のとりでを築かなければならない」

第百七十二章「私は感情になど興味はないby湯川」(8)

第百七十三章「私は感情になど興味はないby湯川」(9)

第百七十四章「私は感情になど興味はないby湯川」(10)

第百七十五章「私は感情になど興味はないby湯川」(11)

第百七十六章「私は感情になど興味はないby湯川」(12)

第百七十七章「私は感情になど興味はないby湯川」(13)

第百七十八章「私は感情になど興味はないby湯川」(14)

第百七十九章「私は感情になど興味はないby湯川」(15)

第百八十章 「私は感情になど興味はないby湯川」(16)

 

 

 

 

 

 

 第百七十一章

心の中に平和のとりでを築かなければならない

 私のおばあちゃんは怖かった。小学生の私が母屋に行くと、いつも火鉢のそばで

「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏」

 と唱えていた。

 父が亡くなって、若い父が三人の兄と一緒に写っている写真が見つかった。そのうち二人がフィリピンのレイテ島で戦死していた。おばあちゃんは、息子が二人亡くなって悲しみのあまりいつもお経を唱えていたのだろう。

  I was a little bit afraid of my grandmotherbecause whenever I saw her, she was chanting a sutra.

  After my father died, wefound a picture of my father who stands with 3 brothers.  They were killed in the war.  Probably my grandmother was chanting a sutrabecause of the sadness.

 

 

 

  自分も父親になって、子供が亡くなることの悲しみが少しは分かるようになった。この世は、目に見えていても見えていないことがたくさんある。父は中国の戦場に送り込まれたそうだ。そこで何があったのか、息子である私に何も語らず亡くなった。

  I became a father with 3 children and canunderstand the sadness.  In this world,we have a lot of things which we can see but cannot see.  They say my father fought in China.  He didn’t tell me anything about hisexperience and died.

  言えないようなことがあったことは想像できる。息子にだけは、良い父親でいたかったのだろう。私も子供たちには良い父親でいたいから気持ちが分かる。バツイチになって、良い父親になりそこなったが。

  There must be many thingswhich he could not tell to others.  Hemust want to be a good father to us.  Ialso want to be a good father to my children. I failed in it because we separated. 

  高校の時にユネスコ憲章を読んで、「教育学部」に行こうと決意した。

戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない。    (ユネスコ憲章 前文より)

  あれから40年。私は目標どおりに「先生」と呼ばれる仕事をしている。初志を貫徹しているだろうか。

  とても、そう思えない。

  When I was a senior high school student, Iread UNESCO constitution.

Since Wars began in the minds of men. It is in the minds frommen that the defences of Peace must be constructed.  (UNESCOCONSTITUTION)

 40years have passed since then.  I am in ateaching job now.  Do I work as I used tohope to do?  My answer is negative.

 

 

  より良い社会を築くために影響を与える政治家は、二世、三世、四世と昔の大名のように世襲だし、芸能人も二世、三世と世襲になっている。実力で勝負しているのは受験くらい。会社の社長も一族経営という会社が多い。

 Japanesepoliticians who should make this society better are sons of politicians.  They are just like feudal lords.  The merit system lives only in the entranceexam system.

  私は受験では成功をした方だろうが、社会に影響を与えられるような大きな仕事はできない。出来ることは、せいぜい英語と数学を指導するくらい。われでいいと考えている。人間は1人では何もできない。

  みんな自分の持ち場で頑張るしかない。

  二世、三世と世襲制になると人材の流動が起こらず、実力のある人が世に出られない。受験だけは実力主義なので、この制度だけは守らなくてはならない。

 Thatis why I am working as a cramming school teacher.  It is impossible for me to give muchinfluence on this society and I accept it because we can do nothing alone. 

  Every single person have todo his or her own work in his or her field. Hireditary system is bad.

 

第百七十二章

「私は感情になど興味はないby湯川」(8)

 私がNSNで動画やブログを投稿したら、反発の誹謗中傷のメールや掲示板の書き込みが相次いだ。よほどヒマなのだろう。私を嫌う人も、支持してくれる人も感情の表れだ。

 私は、そういう感情には興味がないので

「高木先生は、なんで誹謗されても平気なのですか?」

 と質問を受ける。

 After I began to contribute to SNS, somepeople have sent blackmails and sometimes written abuses on my school’sbulletin board.  They revel theiremotions, which I’m not interested in.

  Then some of my students ask me

“Mr. Takagi, why don’t you mind abuses?

 

 私が好きでも嫌いでも、当塾の合格者数という現実とは何の関係もない。英検1級を持って、京大二次で英語8割、数学7割をとった現実は変わりない。私が嫌いでも他に指導できる講師がいなければ、当塾に来てもらえる。

著者のキョウダイ セブンさんにメッセージを送る

メッセージを送る

著者の方だけが読めます

みんなの読んで良かった!

STORYS.JPは、人生のヒントが得られる ライフストーリー共有プラットホームです。