ど素人 高田支配人の 現場改革 2 飛び込む勇気

1 / 2 ページ

前編: ど素人高田支配人の現場改革 第一章 いきなり試練はやってくる
後編: ど素人 高田支配人の現場改革  3  背水の陣

 

 

 

・自分本位の思いの塊

     ~分析をやめ飛び込む勇気を持つ

 

 人はあまりにも落ち込むと、今まで気軽に相談していた人にも声をかけなくなり、一人でいろいろと思いあぐねるようになるものらしい。このときの高田もそうだった。

 このことを見越したかのように、次の日 アンビシャスのA副社長から電話がかかってきた。

「どうだ、もう準備は出来たか?」

「それが、、、、とてもそういう状態ではありません」

この答えを予想していたかのように電話の向こうで、A副社長が独り言のようにつぶやいた。

「お前は頭が良すぎるんだよ、分析ばかりして」

「え?どういうことですか。」

「昨日 あっちこっち見てきて それで よーし がんばろう!となったのか、と言ってるんだよ。たぶん逆になってるだろう、お前の場合は。」

「、、、、、」

「お前は 自分の立場しか考えていないから落ち込むんだよ。こんな難しいところに放り込まれて 失敗したらどうしよう、と。」

「経験も実力もないのを承知でそこに向かわせたこちらの思いなんか 少しも感じてないらしいな。情けない、、」

「その大変な式場で15年以上がんばってきたおばさんたちは すごい人たちだと思わないのか。」

「あんたの自己成長の場として選んだんだよ。教えようなんて思うなよ。あんたの勉強だよ、自己成長という。」

いつもはざっくばらんで親しみやすいA副社長だったが、このときの指導はさすがに高田の心に突き刺さった。

 

みんなの読んで良かった!