憎しみのスタート 全ては ここから…
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憎しみのスタート 義母
数日をかけて 不明なお金の金額を計算して 唖然とした…。数千万となった…。金額にも驚いたが、1番 びっくりさせられたのは、義父の葬儀日にも10万円も引き出されていたのだ。大田は葬儀に出席し、義父が生前大好きだったら来来軒の餃子を 義父が眠る棺の中に泣きながら入れたのだ。今考えると その餃子も義父のお金で購入したものだろう。
義兄にはも大田の話しをし、実家の和室に大田を呼び出した。和室には、義母 義兄 義姉 主人 そして大田が顔をそろえた。義姉は怒りに震えていた。
主人をはじめ兄妹3人は怒りを抑えながら 不明なお金の話しを始めた。大田は、とぼけたが 証拠は揃っていた。口調は どんどんきつくなっていく!兄妹3人は 大田を刑事事件として訴えると話した。それは当たり前の事だと思う。他人のお金を横領したのだから…。
だが、そんな話しをしてる時 義母が口をひらいた。『許してやって〜。許してやって〜。』大田の背中を摩りながら、泣きながら言うのだ…。
この義母の行為が 今後10年の苦しみと憎しみにと続くのだ。全ては ここから始まった。この日が全ての間違いだった。
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