テレビの力。まだ…信じてもいいですか?

素人考えだと一笑に付していただいて構いません。


熊本地震に関する報道の件で、テレビ局の姿勢を問う書き物が非常に目立っています。NHK、民放を問わず肯定的、賞賛するような話は非常に少なく、批判的な意見が目立ちます。確かにどこの局を回しても同じようなスタイルの報道しかなされていないのであれば、そう言われても仕方ありません。とりわけ民放はただただ声を荒げた、ややもすれば感情的としかいいようのないレポートが多く見受けられます。


現在起きている状況を出来る限り冷静に、かつ客観的に伝えるのが本来の報道の役割。そこに伝える人間の個人感情は本来不要です。センチメンタリズムに走った行動は一歩間違えばアジテート。つまり扇動になりかねません。


ただでさえSNSが発達している世の中。たった一人のどうしようもない出来心Tweetが速報ニュースに晒されてしまう時代です。そんな時代だからこそ、テレビはSNSと一線を画した、画さないにしてもSNSから拾い上げた情報のみで番組を作るのではなく、その一歩先をゆくスタイルを取って欲しいのです。



今回の報道に関して、例えばの話ですが全ての局が報道協定を結び、

・A局が現在の災害状況報道

・B局が避難所・給水所などの情報提供

・C局が安否確認情報

・D局が地震の解析・今後の予測分析

・E局が被災者への注意事項や呼びかけ、被災者の声を聞くなど

・F局が被災者支援情報に関する注意事項

・G局がドローンによる被災地のリアルタイム動画

・H局が心を癒やすマンガやアニメ、バラエティ番組

など、各局で報道する内容を分担するという手もあるわけです。


しかもこれをマルチチャンネルで放送すれば、専門局の数は単純計算で3倍に膨れ上がります。BS放送まで使えば6倍になります。そうすれば全てがすべて地震に関する報道である必要もなく、通常の放送を流すこともできるでしょう。


被災している現地の人々、被災している可能性がある家族や知人を持つ人、被災には関心を持てない人、被災の現場を見ることに耐えられない人、それぞれのニーズに合ったテレビ作りが可能になるわけです。そこに双方向サービスを加えることができれば、今本当にどこで何が最優先に必要なのか、どの情報が本当に正しいのか、そういったことも今よりは正確性を増してくると思うのです。


テレビ局のシステムなんて全くわかってはおりませんが、こういったことに取り組むことは完全に不可能な話なのでしょうか…


どれだけテレビの時代は終わったと言われても、まだまだテレビの力は大きいと思うのです。

「テレビの力信じてもいいですか?」



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