私が仮面浪人失敗して考えた事、学んだこと。 On Fury Road

次話: 受験よさらば しかし仮面浪人

大学入って初めてのゴールデン・ウィーク
私は大学受験の勉強をしていた。


書き出しは何が良いのだろうと考えてみたが、どうもコレと言った言葉が出てこなかった。

 

というのも、私は東京大学をめざし仮面浪人して

だけど、失敗して

何をすればよかったのかまだ心の整理ができず

心に澱が溜まっているのかもしれない


俺はまだ馬鹿と呼ばれているか

尾崎豊のシェリーより抜粋


話は今年のゴールデンウィークに替わる

大学は有給という概念は存在しないので、ゴールデンウィークの後半実家に戻ろうと思ったとき、ガールズ&パンツァー劇場版が立川でオールナイト上映をされるということで、あの爆音を体感しようと思い立った。

因みに上映プログラムは

0:00~2:10 MAD MAX怒りのデス・ロード

2:50~5:00 ガールズ&パンツァー劇場版

だった、はずだ。

ふと、この仮面浪人について、語るなら何かいい言葉はないかと思ったとき



"FURY ROAD"

これが一番近いのではないのかと直感した


希望を求めて走り出し

様々なものを振り切り

着いた先には何もなく

正しいのかもわからず

遮二無二進み行く


”Where must we go,

we who wander this wasteland,

in search of our better selves"

- The first history man -


たぶん誰もが幸せを求めている


私はこれを書く動機の一つとして、もし仮面浪人をしてまで別の大学に行きたい人がいたら、もしくはどうしても諦められないものがある人に「止まるな、走り続けろ」と言いたいのだ


多分、これを読んでいる良識ある人はそんな下らない事をするなと思われているかもしれないし、そう思うだけの根拠をコメントして下さるかもしれない


でも、そんな言葉だけで辞められれば世話が無い

少なくとも、言葉だけで辞められるなら心を乱さず生活できる

夢や希望は私は持って良いモノだと思うし、幸運にも見つけられたらその思いを大事に持っておいて良いモノだと思う



でも、熟成しすぎて強大に膨らみ過ぎたソレは

山月記の李徴と同じ存在

になってしまうのだと私は思う。


そこで一つ機会の格差という話をしたい

当たり前のことだけど、日本がいくら先進国とはいえ都道府県ごとでは明確な学力、職種、公共施設のサービス、大型量販店やデパートの数、給与の差はあると思う

これが、誤差と言えるのかどうなのか とか

この格差を是正していかなくてはならない! とか言いたい訳ではないのです


あなたはどちらを選択する


ただ一つだけこの機会ということで、私が誰でもいいけど質問するとしたら

今よりいい生活が出来るなら努力しますか

と聞きましょうか

勿論、裏もないそのままの意味です

ただ努力すれば確実に得られるものがある

それなら努力をしませんか


私が仮面浪人を決めた理由はただそれだけなんです

ただ単純に東京に行ければよりよい生活が出来るから、行きたいと思ったんです


大切な事は初めと最後

英語には bottom line という言葉がありまして、直接「最終行」と訳す場合もありますが「重要事項」の意味もあるそうです。


効率よく本を読むには目次と見出しから本の構成を頭に入れ、そして各章ごとの重要な事だけを読むことが大切だそうです。


論文を書くとき、一番大切な部分は初めの要約にあるそうです。自分が研究したこと、理論から導かれる仮説、その証拠となる実験データなどをまとめる事が論文を書く上で求められるそうです。



これから何回かに分けて、仮面浪人をテーマに様々な事を書いて行ければいいなと思います。

だから、ここではっきりと私がintroductionで伝えたいことがあります。

家族から許されるのなら、今この瞬間動くべきです

思い立ったらすぐ行動する

これは、仮面浪人に関わらずどこの誰でも通用する訓戒だと私は思います。


時間は有限である、時は金なり


これも大切な真実だと思います。ただ最後のことわざは私はこう変えます


時は金以上の存在だ


最近何かの小説で見た記憶があるのですが、忘れてしまいました

しかしこれはとても大切な事だと思います

時間とは時には金以上のものをもたらします、もちろんメッキの石になる場合もありますが

私が仮面浪人をしようと思ったきっかけは上の通り、今よりいい生活がしたかったからです

では、私にとって今よりいい生活とは何だったのでしょう?

私が提示できる明確な話があります



図書館です

日本の図書館 蔵書数ランキング

リンク先を見て貰えると気付きませんか、東京にたくさんの本が集中しているという事実に


で、皆さんもよくスマホやパソコンを使われていると思われますが、何かを学びたいときにそれらを使っていますか?



例えば英語を学び直したい、そう思ったとき皆さんはインターネットでこう検索しませんか




多分、そこで出た最初のページを片っ端から読んで、amazonへのリンクが付いた「○日で完璧にする英会話」系の本を買ったり、レビュー見て買うのをやめたりしていませんか

普通に、インターネットにはブログとかで親切に文法を1から書いている人や

丸々この本をコピペしたのではないかと思う程の文が書かれているページもあります


でも、そこで勉強する人は少ないはずです

少なくとも10万人も勉強していない


軽い調べ物はスマホですると思いますが、がっつりと何日もかけて調べる場合は紙の本も必要になるのです(情報系だってプログラムのリファレンスは紙で持ってるでしょ)


適材適所という言葉のとおり、まだ紙の本にも役割はあるのです


つまり情報化社会になった今でも、地域間の本による情報格差は私はあると考えてます。

いくら楽天やAmazonなどの通信販売が便利になったとはいえ、一時間でたくさんの本が無料で読める場所があるのなら多くの人は図書館に行くと思いますし、本の値段が高くなればなるほど図書館の存在は強まるのです。

それこそが私にとっての国立大学に入ることで得られる名誉よりも

東京大学如いては東京で得られる実のための挑戦を選んだのです


続く

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