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16/5/1

娘の出産までの話 2

Image by Olia Gozha


 

紹介状を書いてもらって帰ってきたのだが、次の日具合が悪くなる。

悪阻?

急性腎盂腎炎の後遺症?

解らない…

朝から食事だけでない、水飲むのもやっと。

妊婦にある悪阻?もしかしてケトン体検出?

尿検査でケトン体が出る=饑餓、摂食障害の状態?

脳裏に浮かぶ。

 

最初に断られた病院に電話して「点滴だけでも…」とお願いするも、断られる。

何故最初に断られた病院に相談したって?

自宅から歩いて10分の所にある病院だからと言うのもある。

 

そこで紹介状で紹介された病院に「伺う日まで何日かありますが、水もまともに飲めない、近所の医者に診察断られた」と連絡すると、OKが出て病院に行く。

 

そして診察→点滴。

担当した医師は外来向きではなく、医療現場向きの感じの人だった。

「何、慢性でなく急性腎盂腎炎?」

「それだけで○○病院は拒否?」

レントゲン、なぜかCTまで撮られましたと説明するとも、「リスク回避したいだけじゃないか!!」と言っていた。

 

「出産したいんでしょ、子供。」

「不妊治療しないで7年子供いなかったのに、妊娠したんでしょ?」

「だったら前向きに頑張ろう!!」

「この病院はそんな病気どころじゃない、もっと大変な妊婦さんが来ているんから」

「あっ!!今これあるけど食べる?点滴したら食欲出た?」とビスケットもらう。

そのビスケットは【食べる牛乳ビスケット カルケット】

http://review.rakuten.co.jp/item/1/203677_10148651/1.0/


医師何でそんなの持っているんですか!!

「たまに食べると美味しいんだよね。」と医師は言う。

 

そしてカルケットをもらって食べた。

昼3時は過ぎていたかな?

その日食べることができたのは…

しかもその医師が担当医となった。

ここの病院に助けられた。

1つの命を助ける兆しが見えた。

 

近所の市に住んでいるのに、車だと30分で着くが電車とバス乗継ぎで1時間はかかる。

病院行くのに辛かったが、来てよかった。

 

つづく

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