ファイナンス入門(3) アナリストという仕事

前編: ファイナンス入門(2)指標
後編: ファイナンス入門 (4)為替と株価

アナリストという言葉を聞いた事がありますよね?

一体、何をしているのでしょうか?

新聞の経済面で「今年の日経平均は年末20000円にチャレンジする可能性が高いです。」とか偉そうに自分の意見を述べている人達。

「証券アナリスト」というタイトルがついてたりしますが、これは実は「自称」でも良いのです!

多くは証券会社だったり投信会社だったりに勤めていて、「この株が有望ですよ。」とか推奨するレポートを書いている。

公的に資格としては認定しているのは我が国では「日本証券アナリスト協会」。

一次試験は「経済」、「財務分析」、「証券分析」の3分野を一つずつ。二次はこれらの総合問題と、「職業倫理」。

要は、「経済の動く仕組み」、「会社の儲けや持ち物の関係」、「株や債券の価格が決まる仕組み」を理解して人に説明できる能力。

最後の「職業倫理」は人のお金や財産に関与するので、嘘や誤魔化しはダメということ。


これらも前に述べてきたように所詮四則演算の範疇。

色んな「指標」を算出してストーリーを展開していく。

客観性=信じて貰うために、基礎的な理論は覚えて話せる必要はあるが、そんなに深堀をする必要はない。

そこでこのようなアプローチを取るアナリストの事をファンダメンタル・アナリストと呼ぶことがある。ファンダメンタル=経済における基礎的なもの、例えば金利、為替、物価なだ。


ファンダメンタル・アナリストの反対の概念は何かと言うと、テクニカル・アナリスト。

あまり聞かないかも知れないが日本が発祥の地。

堂島の米市場で相場を図に書き込んで、その動きから将来の値動きを探ろうとしたのがその起源。

「ロウソク足」とか「一目均衡表」と言った図を日経なんかで見たことがありませんか?

欧米ではこれを「移動平均線」だとか「ボリジャーバンド」など独自のテクニックに発展させた。

いずれも難解そうだけれども要はトレンド(傾向)やパターンを分かりやすくするもの。

理屈は色々なと付けてますが過去の線をどの様に伸ばしていくのか、今の価格が割高か、割安かを判断するもの。

日本がでは「日本テクニカルアナリスト協会」が通信教育と認定試験を行っており、国際資格もありますがマイナーな感は逃れません。


今回はアナリストの役割についお話ししてみました。


まあどちらにしろ「勝てば官軍」、勝者です。



続きのストーリーはこちら!

ファイナンス入門 (4)為替と株価

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