ハゲだっていいじゃない! 【其の二】

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【オッサン、美容室デビューする!】


ハゲの話は一度置いておきます。どうせハゲますし!(笑)


長年通った行きつけの床屋が利用できなくなった以上、他の床屋を探すしかなくなったわけです。


そこでまずは近所にできたいわゆる「1000円カット」の店へ突入。


全ての1000円カットがそうだとは言いません。


言いませんが…何というか愛想がない。


もっとも初対面の店ですし、一見さんで終わる客かもしれませんから店側としてもそこまで気を使う必要もないのだろと。


さらに言えば、理容室や美容室で店員に話しかけられる方が苦手だというお客さんも多いみたいです。


これは必然的なことだったのかもしれません。


それがワタシ的には合わなかった。ただそれだけの話だったわけです。


こうなると1000円カットではない、ちゃんとしたお店を探さなければいけないわけです。


いくつか候補はあるもののなかなか決め手になるポイントがなく…そんな時に相方がこう言ってきました。


相方
私の行きつけのお店に来てみれば?


相方の行きつけといえば当然「美容室」なわけです。


自分
おぉ……(敷居がたけぇ)


床屋通い30数年。美容室は未知の領域です。


なんかとっても「オサレ」な雰囲気に飲み込まれそうで、オジサンとしては非常に尻込みする場所…


しかし、相方というパイプがあるだけでも「狭き門」が少し広がったような気にはなるのではないかと。


そう割りきって一大決心。人生初の美容室へと足を踏み入れることにしたのです。


相方に予約を入れてもらい、「いざ美容室」。


いやはや…門扉を眺めるだけでも理容室とは違うなぁと。死ぬまで来ることはない(死んだらいけないだろ!)と思っていた美容室でのカット。


同じカットでも床屋とは何だか違います。ひとことで言うなら


「柔らかい」


理容師さんと美容師さんのハサミの使い方に何か違いがあるのかもしれませんが、床屋でのカットが、


「ザクッ、ザクッ」


というのに対して、美容室は


「サクッ、サクッ」


という感じなのです(伝わるかなぁ…このニュアンスの違い…)


これは実際に両方でカットし比べてみないとわからないと思いますが。


ただカット以前に床屋と美容室の大きな違いというのがあります。


そちらの方が私としては非常に大きな関門だったのです…



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