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16/5/21

オーストラリアで現金5000円のみになり生きる事に必死になった話2

Image by Olia Gozha

ホームレスへのカウントダウン、、


僕は、家賃150$のシェアハウスに住んでいたのですが、丁度1週間後に2週間分の家賃を払わなきゃいけない状況にいました。


「もう2日経って45$かあ。やばいな(笑)」

行動しなきゃという焦りがあるのに、行動しない自分。


ようやく重い腰を上げ、、、


いざ、シドニーで履歴書配りとWEBで仕事探し一日中仕事を探した。



   決まらない、見つからない、嫌がられる


丁度その時オーストラリア自体が冬の時期で仕事が少ない時期だった。

それに加えて僕の英語が通じない・・・。

面接に行くにも

「エクスキューズミー仕事さがしてますーぼしゅ◎△×てますかー??」

「はいいい?なんて言いました?エイゴハナセナイヒトいらないアルネー。」


もはや門前払い…。

必死に伝えても伝わらない(笑)


一日目、二日目、撃沈…。

それに加え、交通費も重なり、、、、残り残額


       35$


何度もクレジットカード会社に問い合わせるが僕のカードは日本に戻らないと手続き出来ないと言われ

日本に戻る事も出来ず、僕の変なプライドで親や元彼女には頼る事も出来なかったんです。



そんな時…



フィリピンで会った友人の一人から連絡が……


「ASATO---久しぶりー何処に住んでるのー?今俺、シドニーだから良かったらご飯でも行こうよ。」

「久しぶりー^^シドニーにいるの???俺もだよーーー。ちなみに何してるの?俺、クレジット止まってお金35$しかないんだ。仕事何でもいいからあったら紹介してほしい。」

「アジアンレストランのウエイターしてるよー^^キッチン募集してるよ。でも基本韓国人しか雇ってないけど一応聞いてあげるから明日店来てよ。」

場所を聞いたところ、僕のシェアハウスから電車で20分の所で電車賃往復6$かかるのだ。


この6$相当痛い。でももう行く事以外手段はない。


行かなかったら俺ホームレスになるかもしれない


シドニーの街中にいるホームレス達が未来の自分の様に見えてくる


えーーーーーーーいっ。もう何が何でも土下座してでも仕事を取ろうと決めました(笑)



お店に着くと、お昼を過ぎていたのでお客さんが少なかったので友人にボスを紹介してもらった。


ボスは韓国人、オーストラリア在住10年、その割に英語が僕と同様出来ない。

それでも僕はヘタクソな英語で気持ち思いっきり伝えた。



「もうお金が30$しかないんです。何でもします。雇って下さい。」

「本当は韓国人しか雇わないんだけど…今回だけ雇ってあげるよ。時給は14$で給料は1週間に一回ね。」

「ありがとうございます(泣)あの、、、でもすいません。僕今30$しかないんです。初出勤の給料だけその日に貰えませんか?本当にすいません。」

「んーーーーーーーーーー。仕方ないな。でも丸々一日分はあげられない。半分だ。いいか?」

「はい・・・・ありがとうございます。」


       カムサハムニダー


この日以上にこのこの言葉を連呼した事はないです(笑)


さてさて、アジアンレストランで初めて仕事をゲットしたわけですが…


スタッフが、ウエイター、ベトナム人、中国人、韓国人で構成されていて

ある程度語学が話せる人達。


それに比べキッチンスタッフ

僕、日本人、、韓国人2人、チーム韓国に囲まれて仕事を開始、、、、



救ってくれた神に感謝と同時に

お金もギリギリ

そこは小さな韓国のスタートである…。

生きて行くって大変だ。また次回お送りします(笑)














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