ハゲだっていいじゃない! 【其の四】

前話: ハゲだっていいじゃない! 【其の三】
次話: ハゲだっていいじゃない! 【其の五】

【一度はやってみたかった…】


床屋に通っている時にはまったく考えなかったこと。


そして美容室に通いはじめて一度やってみたくなったこと。


それが前述していた「髪を伸ばす」こと。


完全にできなくなってしまう可能性もあるのだったら、一度ぐらいは試しておいてもよいだろうと思ったわけです。


もちろんただ黙って伸ばし続ければどうなったものかわかりませんので、定期的に美容室で調整はしてもらいました。


元々短髪生活しかしていなかった自分にとって、少しでも髪が伸びるということは非常にうっとうしくもあり、頭が重くなるという感覚を味わってしまうのです。


ですからそこを我慢するというのが第一関門でした。


そこそこ伸びてきた段階でカチューシャ的なものを購入。前髪が垂れてこないだけでもちょっとは気分が変わります。


さらに伸びてきたところでヘアゴムを購入。ようやく後ろでまとめられるところまでやってきたなぁと感慨に浸ってみたり…


ただ、なかなか思ったようなロン毛にはなりません。一つはくせ毛なこと。もう一つは「部分的に」薄いこと。それが原因です。


後ろで縛ると額の上の髪のボリュームが今ひとつ足りない…


これはイメージしていたロン毛には程遠い…


実際、相方にも親しくしてもらっている妹分の子にも不評でした(笑)


あと10年早いうちに試しておけばよかったのかもしれませんが、それは後の祭り。


約1年に渡って続けてみたロン毛生活はこういった周囲の反応を感じ取ることで敢え無く終焉を迎えることとなりました。



そういえばロン毛とサヨナラする2~3ヶ月前ぐらいだったでしょうか。


髪にまつわるちょっとしたラッキーな出来事がありました。



著者の山口 寛之さんに人生相談を申込む

続きのストーリーはこちら!

ハゲだっていいじゃない! 【其の五】

著者の山口 寛之さんにメッセージを送る

メッセージを送る

著者の方だけが読めます

みんなの読んで良かった!

STORYS.JPは、人生のヒントが得られる ライフストーリー共有プラットホームです。