第2回 流産4回・・・そして離婚。いのちとは何かについて考え看護師になるまで。

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検査の結果は異常なし・・・



そして医師はこう説明した。


「転座、もしくは同種免疫異常の可能性がある。」と。


転座?同種免疫異常??耳慣れない言葉に私の頭は混乱した。


転座とは、染色体異常で、夫婦のどちらかに相互転座がある場合、流産の回数が多いほど次の妊娠も流産になる可能性が高いと考えられる。



同種免疫異常とは、夫婦の遺伝子がとてもよく似ている為起こる不育の原因の一つ。子供が母親と同じ遺伝子を持ってしまう確率が高く、種の保存の原理から弱い子供とみなされ流産となる。



そしてこう続けた。


「それを突き詰めたところで2人にとって良い結果にはならない。お互い自分や相手を責めることになるかもしれない。検査はここまでにしましょう。」



私は納得できなかった。


受け入れられなかった。


どちらかに遺伝子の異常がある?近すぎて育たない??どうして私達が・・・


納得のいかない私は、主人と話し、他の病院へセカンドオピニオンを求めた。


しかし、どこへ行っても結果は同じだった。


そんな中、4度目の妊娠が分かったのである。


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