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16/8/24

大学をあっさりドロップアウトした話 その2

Image by Olia Gozha

関西旅行を決めたきっかけというのは、Twitterで知り合った人たちとのやり取りでした。


ガラケー時代からネットの海で試行錯誤しながら”ふつうに生活していたら見えないもの”にあこがれて、掲示板やフリーメールの文化に馴染み、mixiをはじめとするSNSに足を突っ込み、"ふつうに生活していたら出会えない人"とたくさん知り合って生きてきたので、Twitterでもそんなふうに知り合った人たちとのやり取りで人間関係を保っているような節が今でもあります。

要するに、学生時代はネットにしか友達がいないような、現実世界に怯える根暗な人間だったんですね。


……話をもどして。

とあるアーティストのファンだということで知り合って仲良くなった人のうち、何人かは関西圏で暮らす人たちでした。

前の年(つまり大学2年)の夏休みに、大学の友達と大阪観光したんですが、その時もTwitterで「大阪行くんだけどこれは食べとけ!っていうメニューとかある?」とか聞いて関西に暮らすフォロワーさんからおすすめのものを教えてもらったことがありまして。「新喜劇見に行くよ」って言ったら「わなかのたこせん美味しいよ!」とか。

(実際行ってみたんですが、めちゃめちゃ美味しかった。たこせん。)

(余談ですが、その頃知り合ったフォロワーさんの中に関西では有名なとある洋菓子と紅茶のお店に勤めていた方がいて、その後も何度かお世話になりました。ご結婚されてお仕事やめたと伺ったけど、そのお店にはいまでも関西方面に行くと時間さえあれば立ち寄ります)


そういう記憶があったので、ふと、その時と同じように「1人で関西方面行こうかと思うんだけど」って誰に宛てる訳でもなくつぶやいたら、たこせんをおすすめしてくれた人から声がかかりまして。

わたしの趣味が一眼レフだというのも知っていた兵庫県在住のお姉さんのおかげで、あれよあれよという間にUSJ+神戸観光の2日間の計画が立ちました。


その時には既にライブ会場などで会ったことがあり顔見知りであった同い年の女の子と、その計画を手伝ってくれたお姉さんがUSJを案内してくれる1日目。

2日目はお姉さんがわざわざ(!)主催してくれてちょっとしたオフ会みたいな感じの神戸観光。


「東京から遊びに来る子がいるんだよ」という言葉だけで来てくれるってすごいことだと今になっても思う。

いわゆる"関西人のおもてなし精神"を感じた出来事でした。


そんなわけで、学園祭期間であった11月の連休に、わたしは夜行バスに乗り込み関西へ向かったのでした。


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