第3話:マレーシアでの怖い体験

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前編: 第2話:ジャッキーチェンに出会った日の話
後編: 第4話:マレーシアで見た全く新しいライフスタイルと想像を絶するほどの美しい世界

マレーシアでの怖い体験

ペナン島の安宿の女主人に手錠をした警察は、次の標的に向かった。

それは私達だった。


「どこから来た?」


「日本です・・・」






悪いことはしていないのに、懇願するような目で、私達は警察を見上げた。





「それなら、OKだ」






警官達は、私達に笑顔でそう言って、宿の部屋を捜索し始めた。






私達は一目散に、その場を去ろうと、荷造りをした。


手錠をかけられたまま、女主人が、「これ、あなたのじゃない?」と

床に転がっていたタイガーバームを差し出してきた。


今までにないような優しさを、女主人にみた。

とても気弱そうに見えた。


手錠をかけられて、これから警察に連れて行かれるというのに、どんな心境で、どんな意図を持って、最後の最後に親切にしたのだろう?


疑問に思いながら、

みんなの読んで良かった!