エストニアどうでしょう④ タリンでカメラを失くす

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前編: エストニアどうでしょう③ エストニア滞在二日目に突然インタビューされて現地の新聞に載った話
後編: エストニアどうでしょう⑤ 欧州最大の自然公園の一つ ラへマー国立公園へ行く 穏やかすぎる自然とエストニア人の性格の関係とは?


あれ?カメラが無い・・・

その事実に気付いたのは、タリン自由広場で地元メディアから突然インタビューされた日の夜だった。タリンにある人気のアイリッシュバー「Dubliner(ダブリナー)」で語学学校講師のアンドリューとその友人のスイス人ダリオたちと夕食を食べていた時のことだった。


カメラが見当たらない。カバンの中をいくら探っても出てこないのだ・・・


何度探してもカメラが無い!??
どこで落としたんだろう!?
それともまさか、盗まれた!?


ダリオたちはビールを飲んでとても会話が盛り上がっているようなので、水を注す訳にもいかない。


僕はずっとみんなの話を聞きながらも手では、カバンの中をまさぐっていた。


でもカバンの中をいくら探してもカメラの感触を確かめることは出来なかった。


初めての1人海外生活で早くもトラブルが起こってしまったぞ…


失くしたのはミラーレスの一眼で、僕にとっては安い買い物では無かった。


しかもこれから季節の移りゆくエストニアの写真を、そこそこ良いカメラでたくさん撮ろうと思っていたのに…


ミラーレス機と言ってもスマホで撮った写真とは雲泥の差がある。それでエストニアの街の風景や自然をたくさん撮って残しておきたいと思っていたのだ。


はじめ僕は焦燥し、そしてしばらくして落胆が背中から一気に覆いかぶさって来た。


なんで自分はこんなに不用心なんだ。

なんで自分はこんなに不用心なんだ。
僕の中の僕
(本当お前は不用心すぎるぞ!)
なんで自分はこんなにしっかりしていないんだ。
僕の中の僕
(お前本当にしっかりしてないな。海外舐めてんの?)
来だ2日しか経って無いんだぞ・・・
僕の中の僕
(早すぎ、これは数カ月後に日本に無事帰れるかどうかすら怪しいわ。)


いつもどおり心の中で自分を責め始めた。


ホテルに帰ってから念のため色んなところを探してみるもやはりカメラは見つからなかった。


カメラはホテルの外で無くなったのだ。


その日はモヤモヤしたまま眠りについた。

タリンは治安良いって聞いてたんだけどなあ…

紛失物が中々見つからない時って、人は他人や他の何かのせいにしてしまいがちだと思う。


でもまだ盗られたと決まったわけでは無い、何処かに置き忘れていった可能性もある。


仮にどこかに置きわすれたとしたら、語学学校の中かなあ。



語学学校で校長のカトリーンに落し物について聞いてみたが、校内ではここ数日落し物は報告されていないという。

みんなの読んで良かった!