エストニアどうでしょう⑤ 欧州最大の自然公園の一つ ラへマー国立公園へ行く 穏やかすぎる自然とエストニア人の性格の関係とは?

1 / 4 ページ

前編: エストニアどうでしょう④ タリンでカメラを失くす
後編: エストニアどうでしょう⑥ Airbnbを使ってタリンで家を探す

語学学校の目と鼻の先に、タリンの国立図書館があった。そこでお話しさせていただいた司書さんに、エストニアで必ず行くべき場所は何処なのかを聞いてみた。その時に彼女がオススメしたのはラヘマー国立公園だった。


エストニア国立図書館の職員の方。エストニアの自然が大好き。


それを聞いて以来、僕もラヘマー国立公園には行ってみたいとずっと思っていた。


でもいくらネットを検索してもタリンからラーへマーまでの交通機関が見当たらない。バスも鉄道も出ていないようだった。高いお金を払ってバスツアーに申し込むという手もあるみたいだけど、それも何だかイマイチ気乗りがしない。50キロ以上離れているのでタクシーはもちろん高い… 徒歩や自転車は無理。


いつもは頼れるグーグルマップのルート検索も今回は何だか心もとない・・・途中からまともなルートが表示されない。(※徒歩だとちゃんとルートが表示される。自動車では入ってくるなということか)

そんな折にスイス人の友人 ダリオからfacebookメッセージが来た 


ダリオ
ラへマーに行かないか?
ラへマーって国立公園のラヘマー?
ダリオ
そうそう
ダリオ
新車買ったばかりだから、運転したくってさ~


そうなんだ!それは願ってもない申し出だ。もちろんすぐに快諾した。


数日後の朝、僕はダリオとの待ちあわせ場所に向かった。待ち合わせ場所には、ワインレッドのハッチバックとダリオが待っていた。

ありがとうありがとう!

僕たちは握手をしてすぐに車に乗りこんだ。 乗り込んだ瞬間すぐに座席を間違えたことに気づいた。 「あっ、助手席は右か。」ヨーロッパの車はほとんど左ハンドルだったのを忘れていた。海外滞在初心者がまず全員遭遇するであろうミスだ。気を取り直して助手席に座り込み、シートベルトを装着。

ダリオ
いざ、ラーへマー国立公園へ出発だ!

※アイコンでは飲んでいますが、実際には運転前に酒は飲んでいません


出発すると、早速ダリオがCDを流し始めた。一曲目に流れてきたのはなんと日本の電気グルーヴの「かっこいいジャンパー」だった。


以前ダリオと話したときにお互いに知っている日本の音楽の話をしたので、彼が気を利かせてくれたのだろう。有り難かった。


日本の曲は一曲目だけで、CDの二曲目以降はずっと知らないハードロックだった。ヨーロッパの人はダリオの他にもハードロック好きがとても多かった。


ハードロックを聴きながら東へ向かうなか、ダリオが愛車の説明を始めた。シュコダというチェコの自動車メーカーの車であること。フォルクスワーゲンに買収されてから品質が飛躍的に良くなったこと。新古品なので厳密には新車ではないが、ほぼ新車同様でもかなり割安に購入出来たこと。を色々と語ってくれた。


確かに良い車だ。内装の出来も良いし、オーディオもなかなか良い。乗り心地も良く、とても安定している。

これでその値段ならとても良い買い物だと思うよ!

ダリオは新車を褒められて嬉しそうにしていた。


僕には英語の語彙もそんなに無く、難しいことを言おうとして誤解を招いてもダメなので、とにかく車中では、率直に思ったことを言うことにしていた。

タリン市街を出るとすぐに見えてきたのは、たくさんのマンションや団地群だ。主にロシア系の住民が住んでいるらしい。ダリオ曰く「ロシア人は家よりも自動車にお金を使う人が多い」そうだ。それで一戸建てよりもマンションや団地を好む人が多いらしい。そういう民族性だそうだ。


その後ダリオはエストニア人についても色々と語っていた。

ダリオ
エストニア人はクレジットカードで何でもかんでもローンを組みたがる人が多いぞ。俺はローンなんて組んだのはこの車が初めてだけどな。エストニア人は何でもかんでもローンを組みまくる。

だそうだ。ローンを組みまくるのって景気の良い新興国の人特有の発想な気がする。エストニアはユーロ加盟以降ものすごい経済成長が起こっていたから。少し経済が落ち着いた今もその頃の金銭感覚がなかなか抜けない人も多いのだろう。


みんなの読んで良かった!