夢は火星へ 2章 夢が大きくなるまで 

1 / 2 ページ

前編: 夢は火星へ 1章 夢の始まり
後編: 夢は火星へ 最終章 夢まであと一歩 

セカンドドリーム

「いつか世界の食材を扱う仕事がしたい!」


高校受験時に願った夢です

私の高校時代ですが

あまり学校での記憶がないんです

東京都在住にもかかわらず

山梨にある高校まで通っていました。


通学時間は往復5時間

朝5時起き、駅に向かい

そして八王子を経由し高尾で河口湖行に乗り、更に1時間。

帰宅後は塾へ行き11時まで勉学に励み

また朝が来る


この高校生活が私の体力を極限まで高めたのは言うまでもない。

また、5時間を利用し教科書を丸暗記してた自分

暗記系のテストは満点に近いのも言うまでもない。


休みの日ですが勉学とは別に

街で食品を買うのが趣味となっていました。


成城石井で商品を買ったり

横浜まで行っては明治屋やユニオンなど

輸入食品スーパーへ行って

面白い食材を買ったり


時には警察に捕まることも・・・

ある日、中華街へ行った時の事

着いた時は真っ暗です

いつも買い物するときは一人

中華街をゆっくり満喫しながら

食品店を覗きます


中国語いっぱいの食品は

どこか異国の香りがいっぱいで

見ても何が何だかわからない商材

その中で目に入ったのはラベルもない真っ黒のビン


「自家製のオイスターソースだよ」と説明をもらい

つい購入してしまう。

合わせて真っ黒の小さなビン

「自家製の甜麺醤だよ」

甜麺醤!!麻婆豆腐や回鍋肉にいいかなっと

合わせて購入した


横浜の海を見ながら

終電ぎりぎりで乗り込み帰宅へ

降りた駅で自転車のカギを開けようとしたときの事


「君、ちょっといいかな?」

振り返るとお巡りさんが

私「はい、なんでしょうか?」

お巡りさん「こんな時間に何してるの?」

私「いえ、帰るところですが・・」

お巡りさん「その袋は何?」

私「調味料です」

お巡りさん「ちょっと見せてもらっていい?」

私「え?あぁどうぞ見てください。」

・・・・・数秒後・・・・・

お巡りさん「薬品か何かでしょ?」

私「えぇぇ!?」

袋を開けると真っ黒なビンが2本

どう見ても怪しい液体の入った瓶に見えた様子

しかも若い男の子が真夜中に黒いビンをもってうろちょろしてるなんて

怪しいですよね・・・


私「いえいえ、違いますよ調味料です!」

お巡りさん「まぁ事情は聞くから、交番まで来てくれる?」

私「本当ですって!」

お巡りさん「まぁ交番で来てもらってから聞くからさ・・」

私「もぉ!!」


袋からビンを取り出し開けてみせる

お巡りさん「・・・・なんかの調味料?」

私「甜麺醤です!あとこっちはオイスターソース」

お巡りさん「なんでこんな時間に調味料もってうろついてるの?」

私「中華街からの帰ったばかりです!」

お巡りさん「そう言ってよねぇ」

私「聞く耳持たなかったじゃないですか!」

お巡りさん「失礼しました。もう行っていいよ~」

私「もぉ!!」


危うく連行されそうでしたが・・・

しかし、よくよく考えたら17歳の少年が夜中の1時にいる時点で

補導されますよね・・・

帰宅後、色々な意味で母に怒られたのは言うまでもない。


海外への切符

ある日、いつも通り学校へ行く時の事

「短期留学行かないの?」と母

そう言えばそんな案内あったなぁと思っていたが

内気な性格であった当時、そういった行事活動含め好きでなかった


「行かないよ、行きたくないし、興味ない」と私

「あっそう?行きたければ行けばいいのに・・・」

そんなやり取りだったはずだ。


それから数日後

朝のホームルーム時間中に伝言で

「短期留学を申し込んだ人は7限目終了後に隣の教室で説明会を・・・・」

関係ない話なので担任の先生が話す内容を流し聞きしてた

7限目が終わり帰宅の用意をして帰ろうとしたとき


「どうした帰るのか?何かあったのか?」担任の先生

「ん??何かありますか?」私

「カナダ短期留学するんだろ?」担任の先生

「えっ!!!???」私

「隣のクラスで説明会あるって朝に言ったろ」担任の先生

「申し込んでいないですよ!!」私

「??お母さんから電話で申し込みがあり、留学費用も貰っているぞ」担任の先生

「ウソっ!!???」


なんと母が勝手に短期留学に申し込みをしていた・・・

夏休みの間、1カ月間のホームスティだった

ここまで来ては引き返すこともできず

その年の夏

私は初の海外へ飛び出したのだった


みんなの読んで良かった!

STORYS.JPは、人生のヒントが得られる ライフストーリー共有プラットホームです。