50年生きてみて その②

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前話: 50年生きてみて ①



デザイン会社のつながりで

筆文字のロゴを依頼されることもあったりした が

不定期だったので確実ではない





いろんなバイトしたなぁ
 




持ち帰り寿司のチェーン店で 

鉄火巻  巻いたり(笑)

夜は 向島の料亭で お運びさんもしたなぁ

交通費を浮かせるために



向島まで 30分くらい チャリで通ってた









今だったら





なんでダンナの借金のために

アンタが働くの? 

なんで もらった指輪売ってまでお金作ろうとするの?



「絶対そんなことしないで!!!」 って

全力で 自分にアドバイスするけど





あの時のわたしは それが 最善の道だと思った

知らん顔して 

働かずに のうのうと生きて行くなんて



そっちのほうが

罪悪感で死にそうだったんだろうね



だから 結局

その時も 決して仕方なく じゃない





自分で選んで それを やってた





その頃は もちろんそんなことを思っちゃいない




結婚した男に借金があって

それも知らないまま結婚し

その所為で・・・・・ って


悲劇のヒロインになれる材料は完璧に揃っていた



しかし あの日から20年以上経とうとしている頃



何もかも ありとあらゆる出来事は

自分が選んでやっていた と 思い知らされた



(この "自分で選んでやっていた" という話しは
 とても大事な部分なので あとでまた ゆっくり書く) 



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