子連れでオーストラリアに留学してみた~準備編~
上の子が6歳、下の子が4歳のとき、準備に取り掛かった。
いろいろな方の子連れ留学体験記をネットや本で読み、何となくイメージした。
が、
フリーな立場での準備ではないため、やたらと煩雑な作業に追われた。
県教育委員会に提出する書類の準備。
ネットがなければ厳しかっただろう大学院への出願。
子供たちを一緒に連れていくためのビザ獲得。
などなど。
やるべきことが多く、
なかなかTOEFLの勉強も難しく、
でも自分の夢をかなえるためならアドレナリンがでまくっていた。
まず、上司(校長先生)に相談。
いったんは却下されるも
「権利ですからどうぞ申請してください」
と次の日に言われた。
で、
県教育委員会に申請するのだが、
第3希望までの大学院について資料をいろいろ添付し回答を待つこと3か月。
「第3希望のラトローブ大学ならよろしいでしょう」
えっ、えー?!
なんで第一希望はダメなのよ?
直接県教委の担当者に電話で申し立て。
もちろん却下。
すぐに校長からおしかりを受ける。。。
仕方ない、第3希望でも通ったんだからいいでしょ。
もう進もう。
これはそういう運命よ。
きっとどこでもいい出会いがあるはず。
それは当たっていた。
あの場所で
たくさんの出会いがあり
人生で一番充実した時間だったと自信をもって言える。
死ぬときにきっと思い出すのは
この青空に違いない。

あなたの親御さんの人生を雑誌にしませんか?

著者のKitahara Rieさんにメッセージを送る
メッセージを送る
著者の方だけが読めます