スペインに留学すると言ってとある離島に1年間住んだ話 番外編2
留学生再び
さてさて、学校にもいろいろと慣れてサッカーの試合にも出始めてきた頃。
またまた支部活動が行われました。
今回は自分の国のことを"スペイン語"で説明しなくてはならず、全く勉強してきていなかった僕は本当に大変な思いをしました。
辞書を片手に文章を書いては消し、書いては消し、最終的にはヴァレンに見てもらい…
ヴァレンティナ
…結局どういうことを説明したいの?
僕
orz
ということになり
ヴァレンティナ
まだ時間あるから手伝ってあげるよ!
僕
ホントに!?
はい。ヴァレンティナ様様でした。
archipiélagoなんて分かるか!(解った人はコメントに書いてください。エキサイト翻訳は禁止です)
…辛い
さてさて、今回も同じようにTenerifeへ飛びました。
最初はレクレーションというか、文化を知るというのか名目的にはわからないのですが、留学生みんなで遊びに行きます。
この時はLolo Parqueに行きました。(最初から読んでいる人はどっかで出てきた記憶があるかもしれませんね。)
TenerifeのLolo Parqueはスペインでもなかなか大きい方の水族館&動物園でアシカショーとかイルカショーとかがあります。
なんとなく江ノ島水族館がかなり拡大して動物園まで付いちゃった!みたいな感じですね。
(ごめんなさい。あまりテーマパーク的なものが苦手なもので覚えていません)
それなりに楽しんだのは楽しめたのですが、他の人達の輪の中に入ることがなかなか大変でした。
一番つらかったのは、物事を共有できることがなかなかなかったこと。共感してくれるような人が居なかったこと。
みんな女の子でしたし、僕以外はTenerife3人、Las Palmas(Gran Canaria)2人の構成で入っていくことが難しい気しかしていませんでした。
まして、普段の生活でも1にサッカー、2にサッカー、3,4友達、5にスペイン語みたいな感じだったので語学能力もあまりあがっていなかったということもあります。
そんなこんなで、今回は山の上の施設で泊まりこみオリエンテーション。
そこでのプレゼンもなんかみんなの話を聞いているとそれなりに準備してきている!
俺ヴァレンになおしてもらったけれど…。
ヴァレンになおしてもらったおかげで、無難にやり過ごしましたが、他の留学生はマオリ伝統の踊りを踊ったり、ハカを踊ったりしていました。(ごめんなさい、ニュージー系のしか覚えていません)
みんなの話を聞いていると留学生もきちんとしたスペイン語を話しだしている。アンナ(ハンガリーの子)にいたってはかなりスペイン語が上手い!
(後で聞いてみたらハンガリーで勉強していたとのことでした)
スタッフさんと話していてもボディーランゲージと単語のつなぎあわせで話している僕と、普通の言語として話している他の留学生との違いが出てしまい、流石に焦り出しました。
なかなか馴染めていけない原因が性格的なもので済ませられなくなってきたというのがこの頃ようやく分かりました。
La Palmaで生き延びてこれたのは他の人が俺を理解しようと頑張ってくれていたからだったのか。
じゃあ、俺はきちんと相手に物を伝えられるようにならなきゃいけない。
そうしないと、この先主張ができないと不便になる!
友達が離れていってしまうかもしれない…。
アンナが話してくれなくなってしまうかもしれない!
…あ、これは余計か。
そんなこんなで、La Palmaに戻ってから日本の親にスペイン語の文法書を送ってくださいと頼みました。
(持ってきていたのは電子辞書と単語帳だけでしたので…)
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