新卒で公務員になったのに、気がついたら海外で働いていた話 第3話〜公務員時代後編〜
ほ、干された〜∑(゚Д゚)
3年目の年度末、それなり以上に結果は残しており、異動希望も真っ当な理由で出したはず。。。
しかし、人事から来た通知の異動先は役所随一の干され部署。。
もともと市役所に入りたいわけでもなく、モチベーションは低いところを、最初の上司(オヤジ)に世話になったという義理だけで仕事していた私は完全にやる気を無くしました。
※ちなみに諸々事件があり、オヤジと組んで仕事出来たのはわずか1年だけでした。別の記事で記載予定。
あまりの急にやる気のなさを露骨に出しすぎて、異動元の部長(この市役所で部長は会社ならば取締役クラス)が緊急に面談を組みましたが、後の祭り。
異動先の上司、先輩方が良い人達だったこと、外回り営業のように自由の利く職場だったのが救いですが、この時期からどう辞めたら自分の為になるか?そもそもやりたい事はなんなんだっけ?と、もちろん仕事は片付けたうえで、考え事をしてる時間が多かったです。
そんな中、ふと思いついて2週間程有休を使い短期留学をしてみました。
普段市役所では合わない人、特に目的を持って海外にいる人達と会って色々と話をするのは物凄く新鮮な刺激でした。
なんとなく、やりたい事の方向性にヒントが得られそうな折に、、、、
東日本大震災が発生しました。
社会が上手くいかない時は行政の業務は増えるのが道理ですが、その際に周りの職員の非常に疲れている様子を見て、『こうはなりたくないな、辞めてとりあえず海外に出よう』と大枠は定まりました。
次は中枠、どこの国にするか?実際に行って肌で感じたうえで判断したかったので、目星を付けて、また2週間程有休を取ってとやっていたら2年かかってしまいましたが、シンガポールに決まりました。
最後に、シンガポールで何をしたいのか?
正直なところこの時点で公務員しかやったことないやつにやりたい仕事の方向性まで決めるような知識も経験もありませんでした(笑)
ただ、既に30歳になっていたので、とにかく行ってみよう、行ってから考えよう、とフライトを抑え、上司に決まり次第退職する旨を伝え、シンガポールに仕事を決めに行きました。
幸いにして、3社面接して、2社から内定を頂き、ビザも無事に通ることが分かり、退職手続きは根回し済のため、わずか2週間で完了しました。
詳細はスピンオフ的な記事を書こうと思いますが、、、、
市役所時代は上手く人に恵まれました。
まぁ、どうしようもない方は相手にもしていなかったのもありますが(笑)
さて、未練なくスパッと市役所生活を断ち切り、次回はシンガポールで思った・感じたことを振り返っていきます。
著者の目指せ ノマド生活さんに人生相談を申込む
著者の目指せ ノマド生活さんにメッセージを送る
著者の方だけが読めます