ウツで10代のうちに人生を壊され、道路に寝そべり、線路に寝そべり、もう二度と夢を見ないと決意したウツ男が、あることを意識するだけで 「180度変わった」と言われるまで成長したハイジャンプストーリー part5 ~神様は唯一幸せになれない人間を作った~

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前話: ウツで10代のうちに人生を壊され、道路に寝そべり、線路に寝そべり、もう二度と夢を見ないと決意したウツ男が、あることを意識するだけで 「180度変わった」と言われるまで成長したハイジャンプストーリー part4 ~サヨナラ元気な自分~
次話: ウツで10代のうちに人生を壊され、道路に寝そべり、線路に寝そべり、もう二度と夢を見ないと決意したウツ男が、あることを意識するだけで 「180度変わった」と言われるまで成長したハイジャンプストーリー part6 ~『今』は高くジャンプする為に沈んでるだけ~


部活をやっているときでした。



シュートを打った際、

「ピキっ」と腰に電撃が走りました。



激痛が全身を巡らせ、まともに歩けなくなりました。




そのまま近くの整体院で診てもらうと


『ぎっくり腰』


と診断されました。



ビックリです。




それまでぎっくり腰は

なにか重たいものを持った際になるものだと思っていましたが

ただのジャンプでもなるんですね。




先生はこう言いました。



『しばらく絶対安静にしてください』




「しばらくってどれくらいですか?」




『1、 2ヶ月ですね』






・・・・・





・・・・・





・・・・・







神様はどこまで僕をどん底に落とすんだ・・・


これだけどん底に落ちているのに

僕の大好きなバスケまでも奪ってしまうのか・・・


なんてひどいんだ・・・




あまりにも不幸過ぎる・・


僕が一体なにをしたっていうんだ・・








もう何もかも、意味が分かりませんでした。




バスケもできなくなり

とうとう生きている意味を失くしました。




あまりにもバスケができなくなるという

現実は僕にとっては大きすぎました。




神様から


「もう死になさい」


と言われているようでした。




荒れ狂う気力さえなくなり、

ただうずくまり、ただ泣きまくる日々を過ごしました。






更に、ぎっくり腰から僕はヘルニアになりました。




腰が機能しないと本当に何も身体が動きませんでした。




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