28歳大学生で入学した僕が32歳新卒採用で内定を6つもらう奇跡(実話)体験談編
などなど。
ただ、決断したので、
授業を熱心に聞く事だけに専念した。
孤独との戦い。
時が過ぎていき、1年生の前期が終わる頃、
「なんで大学はいったんですか?」
「社会人って大変なんですか?」
などなど、ありがたい事に、好奇心旺盛な新入生に声をかけられる事が多く、
次第に一緒に授業を受ける事が出来た。
今でも、連絡をとっているが、本当に感謝している。
よく、今の若い奴は草食でとか、さとり世代で、とか聞くけど、
実際に会ったかれらは眼が輝いて希望に満ちて、
ジェネレーションギャップは感じるものの、
非常に面白い話をいっぱいしてくれた。
まるで世代留学をしているようだった。
有意義な時間を感謝してる。
本当に彼らはデジタルネイティブで、
様々な社会問題や、色んな事に関心をもち、
逆に勉強させられた。
この場でお礼を言いたい。
ありがとう。
そして、ぼくの大学生活は非常に楽しくなった。
授業が終われば、色んな話をしてくれ友達が出来た。
ずっと、勉強したかった、会計や英語、
ドラッカー、コトラー、ポーターなどの経営学者の本、
ケーススタディ、むちゃくちゃ楽しかった。
一生懸命勉強してるのが。
この時間が永遠に続くものだと思っていた。
それは、大学3年の時期にもろくも崩された。
就活の始まりであった。
理想と現実
頭に就職課のおじさんの言葉がよみがえった。
「君は、ないな。」
そうその時、ぼくは31歳就活生。
あるわけがない。
とりあえず、
どうしようかものすごく考えた。
この話はまた、別の機会にしますが、
とにかく、ありとあらゆる就活構造について勉強した。
ただ、ヤフー知恵袋にさえ答えは無かった。
まず、就活はインターンがある。
外資系などは早い。
外資系の説明会や、面接が先に始まり、
周りの友達にもリクルーターがつき内定者が出ていた。
嬉しかった。
嫉妬もあるけど、やはり彼らがいなければ、
ぼくは孤独だったので、純粋にお祝いをした。
そして、日系企業の始まりは当時はこんな流れだ。
2月説明会・エントリーシート
3月〜4月面接
5月頃内定
ちょうど、時は2月、
はじめての説明会に参加した。
いわゆるIT系の上場企業。
説明会場に着くと、
色んな社内の事や質疑応答があった。
ぼくは、個別の質疑応答の時に、
応募してもいいんですかと聞いた。
「卒業したら、中途採用のフォームに応募して下さい」
要は、案に断られた。
意外にも「まあ、そうだろう」と思っていたので、
ダメージは無かった。
ただ、エントリーシートを出すのをどうしようかなと。
常識は思い込み
正直、悩んだが、
10社にエントリーシートを出した。
IT系、メーカー、BtoBなどなど。
これで返ってこなければ、
どうしようもないと思って、
腹をくくった。
時は3月になった。
なぜだか、8社にとおった。
「へ?!」
正直、想定外だった。
完全なる想定外。1社通れば、もうけもんだと思っていたのに。
そしてSPIやGAB,CABも無事に通り、
初めての1次面接を迎える。
ドクンドクン
待合室で心臓の音が聞こえる。
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