28歳大学生で入学した僕が32歳新卒採用で内定を6つもらう奇跡(実話)体験談編

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前話: 28才大学生(実話)前編-サラリーマンから32才新卒就活まで
次話: 28歳で大学に入学した僕が32歳新卒で6社内定をもらう奇跡(ノウハウ編)

1対4なので周りの眼が気になった。

そこは割り切るしか無い。


そして面接室で、

面接官は明らかに20代後半、

ぼくより若かった。

面接官も気づいているのか、

やけに目を合わさない。


そして、自己紹介が始まった。

周りの大学生が凄い自己紹介をしている。

練習してるんだろうな、って思った。


そしてぼくの番だ、

ありったけの自己紹介をした。


ただ、面接官は下をみてる。

一言きかれた、

「ぼくより年上ですよね、判断できないですよ。それでもいいですか?」

「はい」

と答えるしか無かった。

たぶん、その面接官も、

直前まで、年上の就活性がいる事を知らなかったんだろう。


直感で落とされた。

と思った。


帰り道にどうでも良くなって、

居酒屋で1人でお酒を飲んだ。

楽しかった大学時代、サラリーマン時代を思い出す。


後悔はしていない。

覚悟は決めていた。


1週間後、携帯に電話がかかってきた。


「2次試験に来て下さい」

なぜ?!嬉しかったが、わからなかった。


たぶん、判断を上にゆだねたのだろうと思い、

2次試験に行った。


そして、1週間後

「3次試験に来て下さい」


その1週間後

「最終試験に来て下さい」

なにがなんだか、わからなかったが、

役員の最終試験にたどり着いた。

もちろん、もしかしたら受かるんじゃないかなって仮説を

たてて対策したのが効いたのかもしれない。


そして、最終試験を迎える。


「しつれいします。」

「君は新卒じゃないだろ?」

「はい」

「なんで誰も落としてないんだ、若くて育成を出来る人を採用したい」

「はい」

「なので、なしだ。おつかれさま」

役員は出て行こうとした。

その時、自分でも思ってない行動にでた。

「待って下さい」

とっさに出た言葉と、

ぼくの腕は彼の腕を掴んでいた。

「話を聞いてから、落として下さい」

役員は観念したのか、

座って、30分間話を聞いてくれた。

ぼくは、ぼくなりの考えを思いっきり話した。


30分後。


役員から出た言葉、

「君は素晴らしい、内定だ。」

耳を疑った、素晴らしい!?

32歳新卒が?!


情熱が通じたのか、

役員は満面の笑みで答えてくれた。


「ありがとうございました、しつれいします。」


その後、

ぼくは6社から内定を頂いた。


時は6月になっていた。


「君は、ないな。」

就職課のおじさんが言った言葉が消えていく。


常識は、思い込みで始まってるのかもしれない。

チャレンジしたら、リスクはある。

でも、それを超える瞬間もある。


こうして僕の32歳就職活動は幕を閉じた。


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ご一読いただいた皆様誠にありがとうございます。

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今回は体験記を書きましたが、

ぼくなりの就活のノウハウを書こうと思っています。

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