過去世について
私は面接の日まで、その夢のことなど忘れていました。
そして面接を終えて、雇ってくれる事が決まり、これから自分の部屋となる部屋へ案内されました。
私は驚いて腰を抜かすかと思いました。
廊下の突き当りの扉を開けると、すぐさま急な階段があり、またも夢でみた通りの光景を目のしたのですから。
この扉は、従業員でないと決して開けることの出来ない扉なので、
私は、住み込みで働くことを前提に面接をしなければ、
この扉の中を見ることは出来ませんでした。
なので、あの2つの夢が本物であることを証明するには、
この流れが必要だった訳です。
そして、
通された部屋は、私が住みたいと思える状態ではなかったので、
一晩だけ泊まったものの、断念して、住み込みで働くのは止めることにしてしまいました。
(この日のこの直後、また運命的展開があり、別の寺で住み込みで生活する事になったのですが。。。^^)
この出来事を経験する数年前に、一度予知夢を見たことがありました。
夢で見た全く同じものを経験し、寸分違わず、夢で見たそのままが再現されたのです。
この時から、私は、夢に対して興味を持ち始め、夢日記を毎日つけ、自分の無意識層を研究してもいたのです。
未来は既に起きていた。
未来は既に存在している。
これまでの時間の概念が崩れ落ちていったのです。
時空間というのは、私達が学校で教わったことからでは、計り知れないものがまだまだ沢山隠されているのだわ、、、という事が次々と明かされていく経験が引き寄せられていきました。
話を戻すと、
高野山の宿坊は、間違いなく、過去では私の実家だったのが、この経験を通して明らかになったのです。
夢で見た映像は、明晰夢で、非常に映像がハッキリとしていて、勿論オールカラーでした。
今では、過去世や未来世の場合の映像はこれ、という具合に判断がつくようになりました。
明晰夢で見ているものは、大抵、現実にあるもの、もしくは過去世か未来世のものです。
話はまたまた一番最初に戻りますが、他人の過去世が見える時も同じです。
明晰夢を見ているように鮮明なのです。
過去世が見えるなんて、適当な事を何とでも言える、と言いたげな人の意識も感じますが(笑)
でも、実際、否定のしようのない体験をしてしまったのですから、どうしようもありません。
現在・過去・未来は同時に存在しています。
これはもう、否定できない事実です。
そして、過去世が見えるからと言って、何の意味もない、と思っている方の意識も勿論感じ取っています(笑)
ですが、本当に何の意味もないでしょうか?
それは一人一人の捉え方の問題だと思います。
現に私は、自分の否定のしようもない過去世を知ったことによって、
従来の時間に対する概念が完全に覆されてしまいました。
それによってどうなったか?と言うと、
私は本当の宇宙の実相を見、それによって、本当の自分を知り、本当の現実を知ることになったのです。
(※これについてを分かり易く説明する為には、多くの時間を要するので、またの機会に小出しで説明していければと思っています。※)
これで何が起きたかというと、現実の見方が完全に変わり、
変わった事によって、癒され、不可視の世界を感じ取り、天界の者たちの存在が揺るぎないものとなり、孤独感が癒えてきた、ということです。
生まれてきた意味を必死で探し求めていた時の、あの苦痛が消えていったのです。
これ以上のメリットがあるでしょうか?^^
正真正銘の癒しが何であるのかが分かる、という事以上のメリットを私は思いつきません。
自分自身の力で、自分の事を思い出していく事が出来るようになる楽しさ。
地球にいればこその貴重な体験です☆
長くなりましたが、
第一階目の過去世についてのお話はこの辺で終わりしたいと思います。
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