第7話 孤独を抱きしめる【ドラゴンロード〜千葉から祈りの島五島列島へ 神に導かれた奇跡の旅〜】
孤独を抱きしめる
今までずっと「自分以外の誰か」ばかりみてきて、自分のことを置き去りにしてたけど、夫の問題を通して自分と向き合わざるをえなくなった。
私は本当の自分と向き合うことがとっても怖くて、それで夫の問題ばかり見てきたことにようやく気がつきました。
夫を助けたいのではなく
自分を助けてほしいとずっとずっと叫んでいました。
家を出て、働かなければ迷惑をかけてしまうと思っているのに肺に穴があき、仕事に行けないことに罪悪感を感じ、何の役にも立たない自分と向き合うことが最初は苦しくて、怖くて、自分はどうなるのか不安におびえていましたが
少し時間が過ぎると落ち着いてきて
自分と向き合う時間の大切さに気づき
「孤独」になることをずっと恐れていたけど、孤独と向き合い、そして孤独に寄り添って、孤独を抱きしめたら深い深い癒しがもたらされ私はずっと探し求めていた「愛」と出会うのです。
私はずっと私に認められたくて
光も闇も抱きしめてほしくて
孤独に耐え、私が振り向くのを待っていました。
私は、私に一番愛されたかったのですよね。
誰よりもさみしがり屋で
誰よりも孤独が怖くて
誰かに合わせた人生を歩いてみたけど
ほんとにうまくいかなくて
気がついたらボロボロになっていました。
孤独になることを一番恐れていたけど
私を闇から救い出してくれたのは「孤独」でした。
このころ、何かに突き動かされるように
書を書くようになりました。
私は孤独を敵としない
孤独に背を向ければ
目の前は嘘が広がるだけ
孤独を味方にできた時
真実を見る勇気を与えてくれる
私は自分の中にある叫びを
書で表現することで
自分の中の光と闇を統合していくのでした。
ひとつひとつその作業を繰り返し
私は決断します。
「離婚しよう」
私は誰かが隣にいてもいなくても
自分らしく生きていきたい。
自分の足で歩いていきたい
私は自分の人生に責任を持つ覚悟をしました。
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