3年間信じて努力してきたことが無意味だったと気づき、絶望した。そこから学んだ1つのこと。

2 / 2 ページ

前話: 1日20時間労働で鬱病になり、パチンコで100万円を使い果たした僕がビジネスを始めたきっかけ

僕はビジネスとは何か。

わからなくなっていた。


頑張ればいい。

いったい何を頑張ればいいのか。

どうすれば結果がついてくるのか悩んでいた。


そんなある日、今後僕の人生を大きく変える出会いが訪れた。


1人の起業家さんと出会った。

その方はいろんな実績を持っていた。


旅行企画、ファッションコーディネート、コンサルティングとお金ではない実績をたくさん出している方だった。


僕は自分がビジネスに取り組み悩んでいることを相談した。


そこで一言。

「今のままでは何もうまくいかないね」と言われた。


相談している内に僕はビジネスのことを全く知らないんだと思い知った。


僕はその起業家さんにビジネスを教えてくださいとお願いをした。


運よくビジネスの基礎基本から教えてもらうことになり、心機一転頑張ることにした。


その起業家さんに出会って2カ月が経ったとき、僕は脱サラすることが出来ていた。



月収150万円


脱サラをし人生成功の道に乗ったと思い、さらにその先を求めた。


僕は業界トップと言われていた起業家さんの元に弟子入りすることを決めた。


僕にビジネスを教えてくれた方とは違う方だ。


寝る間も惜しんでビジネス活動に取り組んだ。


言われたことは1つ。


お金を稼ぐ力を身につけろ


ということだ。


僕は稼ぐことだけを考えビジネスに取り組んでいた。


弟子入りしてから半年。


僕の月収は150万円になっていた。


僕は力がついてきたのだと思った。



自分は社会ではなんの価値も持たない人間だった


月収150万円を突破してから僕は調子に乗っていたのだろう。

どのビジネスをやってもうまくいくと思っていたのだ。


そんなある日、あるきっかけで、業界トップと呼ばれた起業家さん元を離れることとなった。


何をしようかと思ったとき、何も出来ない自分に気がついた。


僕は自分の力で稼いでいたのではない。


会社の仕組みがよかったから稼げていただけだったのだ。


もう気づいた人もいるかもしれない。


会社の仕組みに頼って稼いでいる人はなんの力もないのだ。


本当に力のある人間は仕組みに頼らずとも生きていけるのだ。


僕は自分では何も生み出せないとわかったとき絶望するしかなかった。



3年間のビジネス活動を通して学んだ1つのこと


お金を稼ぐためにビジネスをしていても何の力もつかない。

仕組みで生き残っている人間は遅かれ早かれいなくなる。


本当に大事なのは

成し遂げたい事業を実現させる為に必要な力を身につける活動

をするということだ。


力をつければお金は勝手に入る。


自分が成し遂げたいと思っていることのために活動する方が楽しいし、やりがいもある。

仕組みに頼り、みんなと同じことをしていたら成長するものも成長しない。


お金を稼ぐためにビジネス活動をしている人は1度考えてほしい。


自分の成し遂げたいことは何なのか。


僕がこれに気づけたのは業界トップと言われた起業家さんに弟子入りする前に出会った起業家さんのおかげだ。


実は自分には力がないと絶望した時に相談に行ったのだ。


本当に相談して良かった。


現在は自分の力をつけるための行動に取り組む日々を送っている。


自分成し遂げたいことに必要な力はその分野の一流に学ばないと失敗する。

お金を稼いでいる、優しい、いい人などという自分のものさしで図ると時間もお金も無駄に使うと身に染みて実感した。


3年かかったけれど自分に力がないことに気づけて良かったと思う。


僕と同じようにビジネスに取り組んでいる方には同じ失敗をしないでほしい。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


読んでいただきありがとうございます。

現在は教育事業をしていますが、来年からはスポーツ事業を立ち上げます。


相談や質問等あればご連絡ください!


著者の上田 樹さんに人生相談を申込む

著者の上田 樹さんにメッセージを送る

メッセージを送る

著者の方だけが読めます

みんなの読んで良かった!

STORYS.JPは、人生のヒントが得られる ライフストーリー共有プラットホームです。