友達が自殺未遂しました、たかが婚活で。〜後編〜

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前編: 友達が自殺未遂しました、たかが婚活で。 〜中編〜
後編: 友達が自殺未遂しました、たかが婚活で。~エピローグ 完結編~

出口に見えない真っ暗なトンネルを手探りで


歩くしかなかった


正しい方向がどっちなのかも分からないのに



婚活に悩む女性はよくこう話す。


今までの経歴も努力も関係ない。


肝心なのは今ここから、闇から、脱出することだけ。



その向こうには、必ず幸せな光景が広がっているはず。


そうすればやっと私は、前に進めるだろう…




奈々子は今まさに暗い闇の中で

迷子になっては、もがき続けていた。

何度も転びながら、やっとの思いで起き上がる


この虚しい繰り返し




今まで努力すれば、必ず報われてきた。


たかが結婚でこんなに苦しい思いしなきゃならないのか。


たかが婚活…なのに




当て所なく彷徨いながらも

はるか向こうに人々の幸福そうな笑い声を聞こえてくる。


女性や男性の笑い声からは、

誰かへの愛おしさや優しさが伝わってくる。


みんなの読んで良かった!