自分にも何かできることが

著者: 水沼 功

その日の活動内容は志津川漁港で地元漁師さんと共にホタテ養殖準備作業でした。津波により養殖用の縄が流されてしまったそうで、養殖で使用する縄にピンを刺す作業のお手伝いをさせて頂きました。泥かきや瓦礫撤去といった力仕事ではなかったけれど、現地の方のお手伝いさせてもらいました。


活動中、意外な点で驚いたのは東京ナンバーの車両がほとんど見当たらなかったことでした。都内に住む方の中で、時間が経つにつれ被災地への関心が薄れていくような・・・そんな不安を感じました。

そんな中で拝見させて頂いたのは、現地でテントを張り、長期に渡って支援活動を行う幾人ものボランティアの姿、そして懸命に働かれているボランティアセンタースタッフの皆さまの姿です。またぜひ共に活動をして行けたらと思っています。

そしてこの先雪が降り積もる前に、一人でも多くの方に南三陸町に足を運んで頂きたいと願っております。

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