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「お腹の子は、無脳児でした。」~葛藤と感動に包まれた5日間の記録~

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著者:
Handa Naoto
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「大事な話があるから、

電話に出られるようにしておいてね。」と、

妻のはなちゃんからLINEが入った。


昼休み。丁度、店内でチキンクリスプの包み紙を開けるところだった。

「そうかあ、本当にだめだったのか。」と心の中で深くため息をついた。


確かに、はなちゃんは病院に行く前から気にしていた。

「もうちょっとお腹大きくなってもいいころなのに。

ちゃんと育っているか心配。」

1か月くらい前から、何度かそう話していた。


でも、不安になるのは

心配性のはなちゃんにはよくあること。


正直あまり気にしてなかった。

正確には、気にしないようにしていた。



妻の7月7日

脳がないから、産まれても生きられない。



妊娠14週。いつも通り10:30に産婦人科へ。

血圧正常、体重900g増加。

よし。まだプラス1kgもいっていない。

「次からUSB持って来たら

赤ちゃんの映像とってあげられるからね。」

よし。次回は絶対持っていかなきゃ。


エコー始まる。


お。ピコピコ心臓動いてる!

一安心。


無言。

無言。

無言。


続きはこちら

「お腹の子は、無脳児でした。」最終話 ~妊娠498日の約束~