奇跡は自分で起こす!18歳で致死率99.9%の脳出血から奇跡的に生還。在学中に高学歴男子集団でビジネスに目覚めた秘訣。
とりあえず私にとっての会議は完全に傍観者の立場で
知らない用語をノートにメモし、帰宅後に調べるようにしていた。
高学歴インターン生は話している意味がわからないし、
ずっと公立育ちの私とは違って、
名門校育ち(中には高校生クイズでも有名な開成高校の人も)が多かったから、
彼らのことは”宇宙人”だと思うことにした。
だって宇宙人だと思えば、彼らと自分の能力が違いすぎても
自分のセルフイメージを下げずに済むから。
「自分はダメだ」と思うことが1番ダメな思考で、
その思考だからダメになるのである。
でも、高学歴の人たちから見た私は
「何も理解できてない”いかにも日大のバカな奴”」に
映ったのだろう。
一部のインターン生からは白い目で見られ、
実際にそのような発言や態度があった。
例えば、
東大院生(”経済”学部)「”商学”部って、勉強しているの?」
私「マーケティングとか」
東大院生「マーケティングって何?」
私「えーっと・・・」
具体的にこたえられない私を
白い目で見る東大院生と隣りにいた慶応ボーイ
慶應ボーイ「まあ、俺も商学部だけどねwww」と馬鹿にしてきた。
経済学部の東大院生は「商学部は何を勉強しているのか?」ではなく
「”日本大学レベル”は何を勉強しているのか?」を聞きたかったのだと思う。
要するにイヤミだ。
さすがこういう状態が続くと
「もう皆についていけないし、辛い・・・。インターンやめようかな」
と逃げ出したくなった。
でも、よく考えてみたら、ここで逃げたら
彼らに「日大のバカ逃げたんだwww」と笑われるに違いない!
そんなの絶対に嫌だ!見返してやる!!!
と思考を変えてみた。
とりあえず自分の自信を取り戻すべく、
彼らを心の中で馬鹿にしてみた(笑)
「東京大学って規模小さすぎるw私なんて日本大学だしw
東京は日本の1/47しかないじゃんw」※もはや意味不明
「慶応ボーイってバイトしてないくせに高級住宅街で一人暮らしなんて、世間知らずw」※ただのヒガミ
要するに自分が勝てそうなことを無理やり探した(笑)
でも「自分はダメ」と思うのではなく、
こうやって無理やりでも自分を大切に取り扱うことって大切。
だってそういう思考(マインド)があとあと、すべてを左右するから。
脳出血の時と同じく、周りの人がいう「ネガティブなこと」は何も信じなかった。
それにこういう場面で
「高学歴の人たちは性格が悪い」と非難することは簡単だ。
しかし、非難したところで何も変わらない。
人のせいにしていても何も変わらないのだ。
すべては自分の責任だと考えないと、何も成長しない。
結局、バカにされるのは自分に原因がある。
自分が出来ないから、バカにされている。
だから馬鹿にされないように
自分が出来るようになればいいだけの話である。
そして「どうすれば高学歴男子学生に認められるか?」を考えた。
~天才宇宙人集団の中で”凡人の逆襲”~
そこでまずは1番の差であるビジネスの知識量を
埋めるために、ビジネス書を大量に読むようになった。
次に「ビジネスに詳しい人ばかりの環境」で、
”どのようにすれば自分を役立たせられるか?”を考えてみた。
その結果、皆ビジネス面では点数に置き換えると平均90点だから、
日大の私が力を入れる場ではないと考えた。
<組織内で自分の価値を見出す大切さ>
そこで気がついたのは、いくらインテリな人間とは言え、
男性だけあって、部屋の掃除やメールのやりとりなど、
細かいことが出来ていないことに気がついた。
だから私は”皆がやらないこと”をやったのだ。
そうしたら周囲の見る目も変化してきた気がした。
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