家族のコミュニケーション-その10  謝るには

2 / 3 ページ

前話: 家族のコミュニケーション-その9  たたかれる夫

 

◆相手の立場に立って考える

先ほどのご夫婦。洗濯物を散乱させていた妻の場合を

もう一度考えてみて下さい。

 

夫は自分側からだけ物事を見ていました。

怒っても当然です。

でも妻もその日はいろいろとハプニングが起こって

大変だったのです。子供が熱を出して病院に連れて行ったり、

保育園に迎えに行ったら、自転車が壊れて修理にも時間が取られていたのです。

やっとの思いで帰って来て、洗濯物を取り入れたばかりだったのです。

 

言いたい事は一杯あったので、怒った夫を前にして

自分の事だけ言わないでよ!と切れてしまったのです。

 

怒った夫が先に「ごめんね。怒って」言ったらどうなりますか。

きっと妻も「私ももっと早くしておくべきだったわ。ごめんなさい」

ときっと言うでしょう。

 

人の事情は聴いてみなければ分かりません。

人の話を聞くことには速くあるべきで、

自分の言い分は後回せでも良いではありませんか

 

怒ることには遅くあるべきで、謝ることに速くあるべきです。

 

さわやかな気持ちで、夕ご飯が普通以上においしく頂けます。

でも怒ったままだと、気まずくなって、

夕飯どころではなくなるかも知れません

 

 

◆夫婦の関係を強める決意をいつも保つ

 

謝ることは自分の非を認める事にはなりません。

人との関係をより良くするための手段と考えて下さい。

自分も人から誤ってもらった経験はありませんか、

その時はとても爽やかになったのではないでしょうか。

 

そうです、謝ることは人の傷をいやす効果があるのです。

相手も自分から謝りたいと思っていたかもしれません。

こちらから、「ごめんね」と言いましょう

 

そうすればきっと結婚の絆は強まります。

あなたへの信頼は増し、平和な家庭が築かれます。

 

何かがある度に、小言をいう夫や妻。

自分の考えを曲げない夫や妻

 

いつも闘争的な人かいつも穏やかな温厚な人か

あなたはどちらで知られていますか。

 

自分は人より上だと思っていませんか。

そんな人格を現す人より、人の尊厳を認めてくれるおおらかな人

 

そのような評判がほしいと思いませんか。

 

自分の配偶者が穏やかで、おおらかで人格的に優れていれば、

尊敬できますし敬意を持つことが容易になります・

 

結婚の絆が強まるとおもいませんか。

 

著者のもも と つばさんに人生相談を申込む

著者のもも と つばさんにメッセージを送る

メッセージを送る

著者の方だけが読めます

みんなの読んで良かった!

STORYS.JPは、人生のヒントが得られる ライフストーリー共有プラットホームです。