お見合いパーティーで逆ナンされた女の子と仲良くなり、勉強会に連れて行かれた話 1

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男性は女性の人数が少ない為、1回話したら次は休みというようなローテで、順番に女性と会話していく。

女性側は次々に男性と話をする為、どんな人と話をしたのかほとんどわからなくなるそうだ。

よっぽどインパクトが強い会話や、元々狙っていた男性(職業や外見)じゃないとそれ以外の男性のことは覚えられない。

男性はそれも同じで、次々に20名の女性と話をするので、自分が気に入った女性以外はほとんど会話の内容は覚えていない。

この大人数のお見合いパーティーは、この後のフリータイムが一番重要になるのだ。

全ての女性と会話が終わると、第一印象チェック票の提出を求められる。

正直、女性の外見くらいしか判断要素が無い。もちろん話しやすかったとか多少はあるが、そもそも2分弱しか話をしていない。

挨拶して、軽く職業とか聞いたらそれで終わりなので第一印象も何もあったもんじゃない。

とりあえず適当にチェックをして、次のフリータイムに備えた。

パーティーのスケジュールは司会が開始時に説明していた。

まず、全員と話をする自己紹介タイム

次にフリータイムを3回から4回

このフリータイムは、1回が10分近くで結構長い。

このフリータイムの間は飲み放題、食べ放題になるとのこと。

フリータイムが終了したら、最後に告白カードを提出してお互いが指名し合えば告白成功になるというわけ。

フリータイムは1対1ではなく、女性1名に対して人気の子の場合は男性が7,8名来る場合もある。

逆に人気の無い子の場合は誰も来ない、、、ということもある。

今回私が参加したパーティーの場合、一番気に入った子には1回目、2回目、3回目

全部の回で男性が5名以上常に周りにいる状況だった。私は1回目と3回目にその子のところにいって話をした。

でも1対5なので、そんなに内容が濃い話は出来なかったが、それは周りもみんな同じ。

この時、周りをみると目の前に男性が誰もいない女性も数名いた。

まあお見合いパーティーなので仕方がないよね。

逆にこの時、その誰もいない女性のところに敢えて突っ込めば、高確率で告白成功になるのかも知れない。

でもうーん、自分の好みじゃない女性にここまでお金を払ってきて突っ込む人はあんまりいないよね。

男性陣も今回は男性が女性よりも1.5倍も人数が多いので、あぶれてフリータイムでも話が出来ない人が結構いた。

そういう男性陣は、ドリンクを飲みまくったり、食い放題のお菓子とかを食べまくっていた。

まあそうなるよね、、、、

そういう自分も2回目のフリータイムは、誰も話す女性がいなくてボケーっとドリンクを飲んでいた(10分)

司会から「あの子やあの子、今誰も話してないから言ってみたら?」と催促されたが、好みと大分かけ離れていたのでやめた。

そんな感じでフリータイムは終了し、告白カードの提出となった。

この告白カードの良いところは、1名だけじゃなく第3希望くらいまで印を書けることだ。

ようするに、第3希望まで男性女性共に書くことが出来るので、告白成功率がUPするわけ。

パーティー開催側としては、告白成功率(カップル誕生率)が高ければ高いほど、宣伝出来るからこの辺はよく考えている。

参加者側からすれば、成功率アップは嬉しいかぎりで、WINWINの制度に思えた。

しかし実際は女性は第3希望まで書けても精々書いて1名、第3希望までなんて書かないそう。

それじゃあんまり意味ね~じゃん。

そんなことも知らず、私は第2希望まで書いて告白カード提出。

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本日の告白成功は3組でした!

と司会から発表され、このパーティーで一番可愛い女性、その次、その次は誰とも成功にはならず。

告白成功(カップル成立)した3組は、こう言っちゃアレですが、何とも冴えない感じの3組で、

人気集中して1対複数になっていた女性陣は軒並み誰とも成立はしなかった。

なんだこの結果は・・・・

わざわざ6000円弱も払って、コーラ飲んで終わりかよ・・・・

パーティーが終わると、まず女性陣が先に退場する。

男性陣と告白成功した3組は会場に残る。

これは男性を先に退場させると、会場の外で女性を待ち伏せする男性参加者がいる為の措置のようだ。

女性を先に帰せばそんな待ち伏せも出来なくなる。

5分ほどして、男性陣も会場から出ることが出来た。

トボトボとホテルを出ると、ホテルのエントランス(そんなに広く大きいホテルではない)の外で、1番人気だった女性がその友人と思われる女性と二人で立っていた。

他の男性参加者もそれに気づいたみたいだが、誰も声をかけずに素通りして帰っていく。

誰も声かけなさそうだし、どうせこの後やることもないし、声掛けちゃえ!

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