偏差値30台から、4年浪人して獣医学科に入学した話 第7回

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マイペース・まいぺーす

浪人したら合格できる。
そんな保証はどこにもない。
浪人するとはそんなもの。本当に不安だらけ。しかも自宅浪人したので仲間はいない。励ましあう事も、慰めあう事も出来ない。
ひたすら、自分の立てた計画に従って「マイペース、マイペース」。
他の人と違ったのは、2カ年計画だったこと。

ひたすらストイックに勉強する日々。結果が伴えばまだ良いのに結果は全くついてこなかった。

模擬試験はE判定のまま。順位は下から数えた方がいつも早かった。
2カ年計画だけど、E判定のままではきつい事は一目瞭然だった。

夏は、刺激を求めて夏期講習に行った。4月から始めた受験勉強、8月まで4ヶ月間結構基礎固めに時間を使った。
力試しのつもりで行った夏期講習。
私はどこまでできるようになった?結構な期待感。
結果。。。。。
全く付いていけなかった。嫌な冷や汗が流れる。
同じように机を並べているが、同じ1浪の受験生たちはバンバン問題を解いていく。
やばい。。。。。やばすぎる。

この予感は、思いっきり当たった。

2回目の共通一次。自己採点の手が震えた。現役時代より100点は増えた。つまり、1科目につき20点増えた。まずいかも。

受験生がよく思う事、2次で逆転。私もそう思った。
昨年度の最低合格ラインに何とかたどり着けないものか。。。
ギリでもトップでも受かったもん勝ち!

しかし、こんな思いは思いっきり粉砕された。

センター試験終了後、ボーダーライン速報が夜中のテレビで流れる。受験生なら見ない人はほぼいない。
目を疑った。

なんだこの合格最低ラインの高さは?去年と全然違うやん。。。。。

合格ボーダー得点も獣医学科志望者の平均得点も最高得点も思いっきり上昇していた。
眼の前が真っ暗になった。

家で、呑気に浪人していて情報に疎かったので獣医学科の人気がじわじわ上昇していることに気付かなかった。完全に情報収集ミスだった。

これで、2次試験一発逆転も消えた。

心配している家族に「どう?いけそう?」と聞かれ、「ぎりぎりかも。」と曖昧な返事をした。
この年は岐阜大学農学部獣医学科を受験した。結局2次試験も振るわず。

「サクラチル」

の電報が来た。

二浪目は予備校に行こうと決めていた。
高校時代三年間通った駿台予備校を受験した。。。。落ちてしまった。。。。。

予備校にも合格できない。
絶望的だった。完全に自信喪失した。完璧に自分がアホに思えた瞬間だった。

兄が、「もう一回予備校の試験受けよ。二回目は必ず合格になるから。」

ショックでショックで堪らなかった。私はこの家の何処にいればいいんだろう。お金ばっかり使う。邪魔な存在なんじゃないだろうか?

駿台予備校には二回目の受験でお慈悲で通してもらった。


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