第九回 記憶の扉 ~ゴルフリハビリ~

7 / 8 ページ



相手の調子が悪いと


アプローチ、パターをはずして、スコアー調整する




離れすぎず近すぎず




酒のんで…笑って…神輿かついで…君たちとまわると楽しいよ




こんな事をしだして、ゴルフがつまらない


嫌なものになってたことがある




つまらないなゴルフ…






仕事が、入るとゴルフは面白くない




相手が上のレベルの人ならいいのだが…




ゴルフにそこまで、興味や熱はなかった




打つ球は、凄いが


技術はたいしたことはなかった






プロに国体選手を目指してこれからやればいける




こんな事を言われても、嫌だった




遊びで、酒のんで友達とふざけながらのゴルフが気楽でよかった




仕事でもないし、野球でシノギを削ってきたのに…


また、


切った張ったをするのに俺の中の狂気的な自分を出すのが嫌だった




もうええやろ




あの時は、こんな気分だったな…




病気をして、


俺の中の狂気は消えた


まるで、仏だった




たしかに死んだのだから、仏だな




嫁が言うのに




今日は、俺が死んで生き返った日の始まりだから誕生日だということで祝ってあげる




嫁の母親の誕生日でもある




三年前…嫁からしたら死ぬかもしれないと言われていたんだよな




嫁は…死なないと思ってくれていたらしい




友達は、ダメやろうと言ってたみたいだ




まあ


HCUで人工呼吸器をつけて二週間意識がなかったのだから死ぬとおもうわな




でも、二ヶ月後だったかな意識が正常になって体が朽ち果てていた…このことを認知できなかったな


著者のKanamori Junkiさんに人生相談を申込む

著者のKanamori Junkiさんにメッセージを送る

メッセージを送る

著者の方だけが読めます

みんなの読んで良かった!

STORYS.JPは、人生のヒントが得られる ライフストーリー共有プラットホームです。