何度堕ちても再生してきた ドラマのようなジェットコースター珍生

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だけれど

ビジネスをして

今まで関わってきた人たちに会ってわかったことがある


本当に稼いでいる人たちは人を選ばない
自分から選ぶのではなく選ばれる
だから相応の人が集まる
相手がどういう立場、境遇であってもひとりの人として尊重する
障害者、学歴、金額
そこは見ていない
その人となりを見ている


だから

外野の声は

目くそ鼻くそ


だって割り切ることができるようになった


とはいえ

今でもまだビクビクするし

怖さもある

それを怖いながらも進んでいる


わたしはこのビジネスで

たくさんのことを学び、今でも教訓にしている


少しでも

目が死んだ人たちが減りますようにm(_ _"m)



このときビジネスと並行してやっていたのが


SM倶楽部の女王様


キッカケはスカウト


最初は戸惑った



だってSMなんて未知の世界



まずわたしは


耳が聞こえないんですけど大丈夫ですか?


と聞いた



見た目可愛いし会話は出来てるから大丈夫!!


と指が3本ない店長さん(元ヤ組長さん)が答えてくれた



SMってどんなことするの?


あなたが女王様になるんだよ

お客様をイジメて満足させてあげるんだよ




ムチ

ロウソク



などを見せられ


なぜか

楽しそう!!


とワクワクしてしまったのである


ここからわたしの人生の中にSM倶楽部女王様という言葉が書き加えられた



SM倶楽部は刺激的だった


どんどん感覚も麻痺していき


血がビューっと飛ぶのを見るのも興奮して


リ〇チしてほしい


というお客様に応えて


縄で吊るしてリ〇チ


こうしてる間にもお客様は恍惚の表情を浮かべる


純粋に楽しくて

わたしはいつの間にか


無邪気な女王様


と呼ばれていた

指が数本ない店長と

DVDを数本出しているオーナーの女王様には

とても可愛がっていただいた


他の女の子とも仲良しでした

みんな結婚して落ち着いた今でも付き合いがある


みんなに縄の締め方、ムチの打ち方など

一から全部教えていただき


わたしは

指名が取れる女王様になっていった


名古屋から出張のたびにわざわざ指名して会いに来てくれる若い僕

毎週末のように指名してくれる中年ワイルド僕

北海道からわざわざお土産を持参して会いに来ましたと頭を下げる僕


たくさんの指名とリピートを頂いた


週刊誌や新聞などの媒体にも顔出ししていた

新聞一面にデカデカと載ったこともあった

新聞社で働いていた先輩にバレたときもあった(笑)


SM倶楽部って敷居が高い


と思われるが

なんせ金額が高い


だけどお客様の層がすごく良かった

みんな紳士でした

こうしてみると

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