第3話『原動力』 ⭐︎夢を諦めている人へ!コードも読めないアラサーの私がプロのジャズシンガーになるまで⭐︎

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第3話 〜原動力〜


バークリーへの留学を決めた日から、私の日常は一変しました。



今まで、自分の全てをかけて挑むような事、なかったですからね。


明らかな”目標”と言えるものを持つと、人間はこうも変われるのか?!というくらい変わったと思います。




まず、ホステスをはじめました。


??


と思われる方も多いかと思いますが、これには大変重要な意味がありました。



....留学にはお金がかかるのですよ!

現実は厳しいのです。



でも、経験してみて今振り返ると、お金だけでなく、いろんなものを得た気がします。



やはりね、「サービス業」というくくり、では、ホステスもシンガーも同じなんだな、っていうことですね。


お金を払って店にやってくるお客さんを手段は違えど、いかに喜ばせるか?!っていうことですから。



「学校では教えてくれないこと」が詰まってる秘密のトビラを開けたような感じでしたし、


夜のクラブで「 ここに”社会”が凝縮しているんだなあ」、とか思ったり...


この経験で、少なくとも人生が少し変わった!かも?しれません。


ちなみに、心理テストで


「あなたのホステス度は?」


というのがあり、何の気なしにやってみたところ、どうやら私のホステス度は100%らしいです.....

それはもう、びっくりです。そんな素質があったとは!


しかも、高級旅館の女将さんタイプ。




意外な結果に驚きつつ、それは置いてといて話を戻しますが、



夜はそんな感じでホステスをしたり、歌ったりしながら、

昼間は打倒バークリー?!のために、部屋に家庭教師に来てもらい、勉強を始めました。



それはもう、 脳みそが、もう、ギシギシ言うくらい??勉強しました。


主に音楽理論、サイト・リーディング(初見:楽譜を見て歌うこと)、後はジャズの理論に基づいたピアノの奏法の実技(Ⅱ-Ⅴ-Ⅰ)などです。



先生はバークリーを卒業したサックスプレーヤーで、実際に音楽学校でも留学コースで理論を教えている方に個人的にお願いしました。

バークリーで実際に使われているテキストと同じものを用いて勉強しました。

興味がある方は、その先生を個人的にご紹介しますので、私のメールまでご連絡ください。


※追記 この先生は現在は個人レッスンを受付けていないそうです。川崎にある音楽学校の留学コースを教えていらっしゃいるそうです。2013.10現在




この先生が、またスパルタでして..

毎回、宿題を山ほど出すんです。


納得しないと先に進めない性格で、毎日かなりの時間を宿題に費やしました。

でも、この経験が後にとっても役に立ったのです!


と言うのも、教科書だけでなく、そのやり方までもが実際のバークリーの理論の授業と同じだったからです。


とにかく、課題が多いのですよ、毎回。

だから 実際入学してからの課題の多さにはぜんっぜん驚きませんでした、おかげさまで。




その甲斐あって!



「ドリアンって.... あの....果物の?」


...的なレベルのこの私が、

(ドリアンて?という方はこちら ロック・スケール&モードの知識―かんたん理論 をアマゾンで検索)




入学して最初のクラス決めの時に、ファーストステップである Harmony1をスキップし

Harmony2からスタートすることが出来たのです。たった半年間で!


これはもう、快挙です。


家庭教師の先生はHarmony3に入ってくれることを期待していたみたいですが^^;

私はHarmony2からでよかったと思っています。



英語の授業なんて慣れてませんから、「一度日本語で理解していること」を確認する余裕があるくらいのほうが私には良かったというか...

Harmony2にはⅡ-Ⅴ-Ⅰ、アナライズの事やスケールの事、楽譜を書く上でも知っておきたい事など理論の基礎がぎっしり詰まっているので、


ボーカルの皆さんは、理解度を確認する意味でも受けておいたほうがいいんじゃないかな、と私は思います。



<私の HOW TO STUDY THEORY of MUSIC>


まず、やはり、理論は、楽器が出来る方に教えていただくのが良いと思います。

楽器の方って言うのは、理論を 頭じゃなく、身体や、実践で理解しているので、

教科書を離れた、実践での理論の応用なんかを教えてくれます。



それから、理論を勉強する上で、鍵盤楽器はどんなものでも良いので持っているといいと思います。

鍵盤が頭に浮かぶとわかりやすいので....私だけでしょうかね?



入学した後も、部屋にキーボードがあったほうが何かと便利です。

ボーカリストにも作曲の課題とか、フツーに出ますので。

私は、日本に置いていってしまったので、仕方なしに学校の近くの楽器屋で買いました。





ボーカリストは、なかなか理論を肌で感じられません。

実践でも使うのは難しいと思います。

ボーカルに音楽理論なんて必要なの?と思う人もいるかもしれません。



実際、微妙です。理解していなくても素晴らしいシンガーの方はたくさんいらっしゃると思います。

でも、理解していることにはきっと意味があると思うんですよ。


バンドの人たちが話している、何やら暗号文のような会話を理解出来れば、

そこにバンドとしての一体感が生まれると思うんです。


経験上、どうしても、楽器の人とボーカリストの間には壁が出来てしまいがちなんですけど、

私は、ボーカリストも、一ミュージシャンとして、「声」という楽器として扱ってもらえたら、って思っているんですね。



楽器の人以上に理論を理解しようなんて思ってもいませんが、


要は、それを表に出す、出さないに関係なく、理解している、と言うことは、

「ミュージシャン」としての自信につながるのでは ...と思うのです。



そういう表にこそ出ない、内なる自信こそが、

きっと、私の手に入れたかったモノなんだろうな、と思います。


それが、私の理論を学ぶ理由であり、全ての行動の原動力であったと思います。



そういえば、今思えば

理論を勉強している時はね、なんというか、充電していってるような感覚があったのですよ!

水分 のようなものが徐々に身体の中にみなぎっていくような!^^



次回いよいよ、奨学金オーディションの内容について書いてみたいと思います。

ご期待くださいな。




To be continued...


続きのストーリーはこちら!

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