最愛のビッチな妻が死んだ 第4章

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前編: 最愛のビッチな妻が死んだ 序章
後編: 最愛のビッチな妻が死んだ 第5章

日常編02

【交際2日目 2月21日】


「楽しんでねーー。愛しい恋人よ」

「ありがと。気を付けて」


この日、あげはは下北沢のクラブで行われた友人のラッパーのパーティに参加。僕はライブの写真撮影だった。

酔っ払いのあげはから、実況中継のLINEがたくさん来た。


「パーティはフリー強制テキーラ。物凄くアウェイ」

「物凄くアムウェイって見えたw」

「やめろwwあむー」

「ウェ~イ」

「あむー」

「ヴェイン」

「ごきげんやな」

「寂しさ紛れに」


冗談めかしてそう送ったが、実際今日あげはに会えないと思うと無性に寂しかった。


「ずるい男だなー」

「ズルいのか……」

「褒めてない言葉。帰りたい×909」

「わかってる」


お互いに会いたいのは十分に知っている。あげはの自撮りも送られてきた。


「ありがと。少しでもあげはを近くに感じれて、うれしいよ」

「でもFBでさりげなくアピールしてるけど。らら。酔った」

「大丈夫?」

「結婚しましょ」

「もう?」

「うん」

「結婚か~」

「離婚するより楽しいって」

「それは知ってる」


突然、結婚を申し込まれても僕は不思議と戸惑いはなかったが、冗談だと思った。


「あなたと一緒にいないのが不自然に感じる気がするから」

「ありがとう」

「どういたしまして」

「なんだろう、うれしい」

みんなの読んで良かった!