香りの記憶

次話: 体育後の睡魔には勝てない

どうもー!重延誠司です!


制服や、部活着を着た学生を見ると懐かしい気持ちになって
胸が締め付けられます。
記憶というのは不思議なもので、あの時こうだった、あぁだったとか
詳細は曖昧にしか覚えていないんですが
"匂い"というのははっきりと覚えています。

中学で体育館がリフォーム工事をしていたんですけどコンクリの匂いだったり
運動場に合った銀杏の木の匂い、通学路の饅頭屋さんの美味しそうな匂い・・・

あげていけばキリがありません。

フトしたときに「あっ、この匂い、嗅いだことがあるぞ。」という場面によく遭遇します。
いつ、どこの匂いだったかは思い出せなくても、なんだか嬉しい気持ちになるんですよね。

学生時代に付き合っていた彼女の香水の匂いもよく覚えています。

匂いを嗅ぐ事によって、その時の記憶や感情が蘇る事を、"プルースト効果"と呼ぶらしく、こんな曖昧なものにも名前がついているんだ、と非常に感動しました。

いつまでもこういう気持ちを大事にしていきたいです。

重延誠司

著者の重延誠司さんに人生相談を申込む

続きのストーリーはこちら!

体育後の睡魔には勝てない

著者の重延誠司さんにメッセージを送る

メッセージを送る

著者の方だけが読めます

みんなの読んで良かった!

STORYS.JPは、人生のヒントが得られる ライフストーリー共有プラットホームです。