アホの力 3-3.アホ、開く

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借りてしまった。

長い間ずっと空き店舗だった、ボロボロの場所を。
もう止められないし、止める気もない。後はとにかく場を開くために動くのみ。そこにあるのは
『みんなが気軽に集まって、色んな話が出来る場』
というイメージだけ。まぁ大層乱暴な話だろうが、それで良いのだ、いや、それが良いのだ!
ホントにアホだと思う。
でも、『行動をおこす』事が何より大事。
これぞ『思い込み』『勘違い』のなせる技。
 
場を運営していくには、当然資金も必要だ。空き店舗を借りるのも、内装を手直しするのも、もちろん資金が要る。
この時点で既にお金を使っているのだが、当然手出しだ。もちろん自分がやりたい事をやるのだから、自分でお金を出すのは当然の事だが、それにも限界がある。そして私の限界は、物凄く低かった。この時点でもういっぱいいっぱい。
そこで、生まれて初めて『助成金』なるものを申請してみる事にした。汗をかきかき申請書を書き、審査員の前でプレゼンテーションをし、何とか助成金を出してもらった。
実はこの助成金は、使ったものに対してだけおかねが支払われるものだった。つまり人件費は無し。相変わらず私の収入はゼロだった。
でも、それでも良かった。稼ぐ方法は自分で見つけるつもりだった。
 
そして迎えたオープンの日。
そこには『みんな共和国』で共に動いた仲間達がいた。何をするか分からない場に、たくさんの人が食べ物や飲み物を持ち寄って集まり、ささやかな宴を催してくれた。そこにいたみんなが場のオープンを祝った。
 
その時点で一つ、決まっていない事が。
その場の名前である。そこで、仲間達が名前を決め、私に送ってくれた。
送ってくれた名前は
『みんな未来センター』
略して『みみセン』
みんなで未来を語る場。
耳栓が必要になるほと、人が集まり語り合う場。
そんな意味が込められた名前がついた場が、私の誕生日でもある2012年5月18日に開いた。

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アホの力 3-4.アホ、不思議なテンションになる

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