プロフィール第七回

前話: プロフィール第六回
次話: プロフィール第八回
入社したての春。
とにかく生まれ変わって美人になりたい。そう強く強く強く、望んでいました。
しかしこの時の私は、これから始まる“闘い”なんて知るよしもなかったのです...
“入社”したての春。
とにかく生まれ変わって美人になりたい。そう望んでいました。
しかしこの時の私は、これから始まる“闘い”なんて知るよしもなかったのです...
“そこ”は、あまりにも
18の私にとって過酷な職場だったのです...
何より驚いたのは、事務所の空気の悪さ。
昼礼の際、支店長が前に立って話していても、事務員達はそっぽを向いて全く話を聞いていない。「一番のおエライさんが話しているのにこんなのでいいの?」と思いました。
お客さんが来ても挨拶しません。それどころか、来客対応をしたくないから、目を合わせようとさえしないのです。誰もしないものだから「誰か来客対応しろよ」と、お客さんの前で小競り合いする始末。
しかも気性が荒い人が多く喧嘩も日常茶飯事で、物を蹴ったり、罵声がよく響いていました。
そんな環境下で電話対応もしていました。お客さんからの「品物を早く届けてほしい」という問い合わせがほとんどでした。その問い合わせ内容を承った私は、配達部へ電話で相談します。すると、
「断れ」「自分で考えろ」「殺すぞ」
などと怒るのです。話ている途中で一方的に電話も切られます。出来るのに、やりたくないから「断れ」と言ってるのが見え透いていました。お客さんも怒ってるし、私はいつも板挟みで困ってばかりいました。
事務所には、パートさんが何人かいたのですが、私のことが気に入らなかったらしく、嫌がらせをされました。ロッカーにいたずらしたり、パートさん担当の仕事をどっさり渡したりして、クスクス笑っていました。
そんな会社ですが、入社して間もないころ、支店長が私たち新入社員の歓迎会を開いてくれました。
しかしそこでも「お酌しろ」「ラベルが下向いてる」「ふざけんな」など怒られてばかり。
こんな毎日がずっと続くのかぁと、歓迎会の帰り道…夜な夜な考えていたら…
涙が溢れ、号泣してしまいました。

続きのストーリーはこちら!

プロフィール第八回

著者の星野カンナさんにメッセージを送る

メッセージを送る

著者の方だけが読めます

みんなの読んで良かった!

STORYS.JPは、人生のヒントが得られる ライフストーリー共有プラットホームです。