素人が節電装置を開発し省エネ大賞、他2賞を受賞(1)

次話: 省エネ大賞 節電技術開発物語 1.1 夜の停電

国内で最小の個人企業が節電装置を開発、地球温暖化防止に取り組みました。   

まえがき

私の夢=節電虫(節電装置の名称)の飛躍。それは2002年3月11日付けの次の電子メールから始まりました。

  ―――――――――――――――――――――――――――――――

釜本社長殿

 N社のSと申します。初めてのメールで失礼します。

 日刊工業新聞3月8日号「われらエコ企業」をみてご連絡を差し上げています。

 弊社は、N研究所の研究成果を基に材料、機器から通信サービスまで幅広いビジネスを展開している会社です。

 私が所属しているところは環境情報事業部で、環境ビジネスに取り組んでいます。ISO14001、OHSAS18001認証取得コンサル、LCA評価サービスなどの環境・安全コンサル、小型NO2センサ、漏水センサなどの環境・安全センサと環境システムを事業内容としていて約60名の所帯です。全社では1800名くらいです。

 環境・安全コンサル事業の一環としてパフォーマンス向上のために環境・安全関連製品メニュ拡大を考えていました。

 御社の記事をみて、非常に興味を持ちました。

 私どものところはNグループ会社全体の環境施策の事務局も行っており、Nグループを御社の節電虫の顧客として売り込めるのではないかと考えています。

 一度お会いして詳しい話しをお聞きしたいと思います。(以下省略)

  ―――――――――――――――――――――――――――――――

2002年を“私の年”と勝手に決めていた(理由は後述)私には願ってもない内容の手紙でした。1994年6月の開発以来、8年近くの歳月を費やしてもなかなか飛び立たない「節電虫(益虫)」が飛び立てるかもしれない?!のです。本当に興奮しました。

この会社は実際に付き合ってみて、社員の約30%強が博士号をもつ頭脳集団であることが分かり、改めて驚きました。

 さて、この本を初めてご覧になる方の多くは“節電虫(益虫)って何?”という疑問を持たれるでしょう。実は節電虫(益虫)(せつでんむし、せつでんちゅう)は文字の通り、節電するための小さくて軽い道具で、私が1994年に開発しました。そのサイズはタバコの箱3ヶ分くらいの体積と、重量が200~400グラムです。節電の対象はファクシミリを中心とした通信機器とコピー機などの待機消費電力です。


続きのストーリーはこちら!

省エネ大賞 節電技術開発物語 1.1 夜の停電

著者のKarl Kamamotoさんにメッセージを送る

メッセージを送る

著者の方だけが読めます

みんなの読んで良かった!

STORYS.JPは、人生のヒントが得られる ライフストーリー共有プラットホームです。