【My Story】第八話 フリーター期「もう一度人生を変える決意」

前話: 【My Story】第七話 無職の半年間「自分には何もない」
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会社員をドロップアウトし、半年間の無職生活を経て、

借金まみれになった僕。


まるで映画みたいだな。と思うが、すべて事実。


その後、どのように人生が好転していったのかを書いていこうと思う。



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スーパーアルバイター、いっちーさん。

今となっては、笑い話だが、
この頃の僕はかなり、飛んでいた。

ある意味、現実に対する希望もなく、
とにかく生きていくことだけで精一杯だった。


とにかく、生計を立てなければとの一心で、
もうテレアポでも何でもやってやる。


そうやって、見栄もプライドも捨てて、
面接に行った会社が、今をときめく、クラウド会計ソフト F社だ。


法人・個人事業主向けに会計ソフトの提案をインターネットを使って行う、
インサイドセールスという手法で顧客へのアプローチを行っていた。


当時、従業員数は300人ほどで、
僕のようなアルバイトも即戦力として迎えてもらうことができた。


この時の経験は、今でも大いに役に立っている。


顧客リストへのアプローチ(テレアポ)、Eメールでのフォローアップ、分刻みの提案営業

それを会社にいながらにして、実現してしまうそのビジネスモデルに大きな衝撃を受けた。



僕自身は、最初こそ苦戦したが、
顧客への再アポを獲得する部署で大活躍。

月間100件以上のアポイントを取得する、スーパーアルバイターへと転身していた。


このときは、無我夢中だった。


先のことは分からない。
自分の未来に何が待っているのか、希望はあるのか。


そんなことは考えることもできず、
ただただ目の前の仕事に没頭した。


しかし、それはあくまでも収入を得るための手段にすぎず、
人生の目的を達成するための道ではなかった。



半年も経つと、個人事業主向けのセールスを任されるようになり、
ここでもグングン実績を伸ばした。


インターンや、中途入社の方のオリエンテーションなども任され、
(一体俺は何者なんだ・・・)

ついには、個人事業主向けセールスの過去最高記録を更新した。



しかし、いくら実績を積み重ねたところで、
アルバイト。


時給で働いていることには変わりはない。

当時、僕は29歳。


人生を本気で考えなければ、取り返しのつかないことになる。
と危機感を抱いていた。




そんな時、ついに転機が訪れる。



つづく。



Written by Naoya Ichida



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