【My Story】第九話 人生のターニングポイント「幸せになる勇気」

前話: 【My Story】第八話 フリーター期「もう一度人生を変える決意」
次話: 【My Story】第十話 結婚と人生に対する向き合い方への変化 「可能性と希望」

前回は、無職からのスーパーアルバイト生活について

お話した。



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毎月安定した収入を得ることはできたし、

とりあえず心の安定は保たれていた。


しかし、根本的に人生を変えることはできていなかった。



何より、「自分の力で稼ぐことができていなかった」



いくら会社で成績を上げようとも、

それは、会社のおかげ。


会社のブランドと信用があるから成り立つことだ。

そう思っていた。




そんな折、パートナーとこれからどう生きていくか?



向き合う時が来た。




僕は、彼女のことを愛していたし、

出会った頃から、結婚すると直感的に感じていた。



しかし、タイミングを待てども、

ちょうどいいタイミングというものは訪れず、

お互いに人生の荒波に揉まれていた。




僕はお金の問題があったし、


パートナーは、公務員として働き始めてから、

体調を崩したり、突発性難聴で入院することさえあった。



お互いに、このままでは駄目になってしまう。



そう思っていた。



出会ってから7年。僕たちは幸せになることを決めた。


僕たちは長かった、彼氏・彼女という関係を終え、夫婦になることを決めた。

現状がどうであれ、必ず幸せになる。ということをこの時決めた。



僕は、この時以来、幸せであることを手放したことは一度もない。



お金があろうと、なかろうと

仕事があろうと、なかろうと

信用があろうと、なかろうと



一切の条件なく、幸せであることを決めた。




2017年、8月20日




僕たちの結婚記念日。





幸せであることを、この日僕たちは誓い合った。




つづく。



Written by Naoya Ichida



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