【My Story】第九話 人生のターニングポイント「幸せになる勇気」
前回は、無職からのスーパーアルバイト生活について
お話した。
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毎月安定した収入を得ることはできたし、
とりあえず心の安定は保たれていた。
しかし、根本的に人生を変えることはできていなかった。
何より、「自分の力で稼ぐことができていなかった」
いくら会社で成績を上げようとも、
それは、会社のおかげ。
会社のブランドと信用があるから成り立つことだ。
そう思っていた。
そんな折、パートナーとこれからどう生きていくか?
向き合う時が来た。
僕は、彼女のことを愛していたし、
出会った頃から、結婚すると直感的に感じていた。
しかし、タイミングを待てども、
ちょうどいいタイミングというものは訪れず、
お互いに人生の荒波に揉まれていた。
僕はお金の問題があったし、
パートナーは、公務員として働き始めてから、
体調を崩したり、突発性難聴で入院することさえあった。
お互いに、このままでは駄目になってしまう。
そう思っていた。
出会ってから7年。僕たちは幸せになることを決めた。
僕は、この時以来、幸せであることを手放したことは一度もない。
お金があろうと、なかろうと
仕事があろうと、なかろうと
信用があろうと、なかろうと
一切の条件なく、幸せであることを決めた。
2017年、8月20日
僕たちの結婚記念日。
幸せであることを、この日僕たちは誓い合った。
つづく。
Written by Naoya Ichida
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