省エネ転じて福となす 3.1.2 脳 細 胞
私の年齢は2005年で58歳です。脳細胞の数はどの時点の年齢とともに減少するのでしょうか。その数が余りに多いためにその減少のマイナス影響は今のところあまり感じていません。恐らく筋肉と同じように適度に使用すれば老化、退化のスピードは抑えられるのかもしれません。
私の人生哲学の一つは「人生を複数回生きる」ということです。これを実践できれば脳細胞の活性化、脳細胞老化防止に少しは効果があるかもしれません。人生は誰にとっても一回しかないのではないか、と思われるかもしれません。私は仕事の内容を意識的に自ら変化させることによって一回の人生を何回かのステップ、内容で楽しみたいと思っているのです。ここで大切なのは仕事の内容を刹那的でなく、また外部要因的でなく、あくまで自らの考えと計画に基づいて能動的に変化させることです。
仕事の内容、局面が変われば使う脳細胞も変わるのかもしれません。当たらしい発想や発明、発見の機会や場所、そして向上の機会も提供されることになります。さらに、変化のための準備には相当の時間とエネルギーも必要です。これが自分自身を精神的に若返らせ、活性化することにつながるのです。
これまでの私の人生をいくつかのステップに分けて見ると以下のようになります。親元を離れて、経済的にも独立した時点からの人生を自分自身の人生と考えますと以下に記述した第二ステップからが私の複数回人生の始まりです。現在は第七ステップの段階で五回目の人生を楽しんでいることになります。
第一ステップ(1947.03-1965.03) 誕生~高校卒業
1.小学校 虚弱 アヒルの行列 放送部
2.中学校 英語で自信 母親の偉大さ
3.高 校 午前4時 成績 叱るよりほめる 大学目指して東洋紡へ
◎ 第一人生:会社人生、社会勉強
第二ステップ(1965.04-1973.03) 東洋紡入社~国内留学終了
1.岩国工場 大阪工場 守口工場 高槻研究所
2.井の中の蛙
3.真夜中の挑戦 目的達成 国内留学へ
第三ステップ(73.04-76.08) 東洋紡復帰~東洋紡退社
1.研究所復帰 すべてオーライ
2.繊維産業、”世界”的構造不況
3.渡りに船、入社時の“退社”計画実行 人生アセスメント作成
◎ 第二人生:独立人生、得手で帆を揚げる
第四ステップ(76.09-83.03) 米国短期留学~独立成功?
1.”サンディエゴ”へ 見ることは信じること ”世界”から日本を見る
2.明日のパン 現実への逆戻り
3.一生懸命 第二次ベビーブーマー 2人生徒に3年間の英会話による英語授業
◎ 第三人生:成長、拡大、国際貢献
第五ステップ(83.04-93.04) 翻訳通訳業~海外ビジネス支援
1.翻訳、通訳 生きる過去の実体験 ”ヨーロッパ”の人々との接触
2.自社ビル兼貸ビル完成
3.”フィリピン”海外進出支援 縁とは不思議なもの
4.ものたりなさ 自己表現をしたい
◎ 第四人生:自我、環境貢献、地域貢献
第六ステップ(93.04-99.12) 黒子稼業~表舞台?
1.資格申請
2.省エネ機器「節電虫(益虫)」開発 省エネ大賞・省エネルギーセンター会長賞受賞
3.インターネット開始( 96.01.01 )
4.地域ラジオ、テレビでの新しい経験と活用
◎ 第五人生:反省、グローバル、ニッチ
第七ステップ(00.01- ) 新しい旅立ち
1.21世紀に順応した原点に帰る
2.現有経営資源の見直しと有効活用及びリストラ実行
携帯電話による無料遠隔施錠技術開発
3.待てば海路の日和あり
4.”もの”への新しい付き合い方
【家族、地域、多くの会社や個人の方々のおかげで現在の私があります。】
それぞれの言葉には説明の必要がありますが、ここでは避け別項で述べさせていただきます。著者のKarl Kamamotoさんに人生相談を申込む
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