省エネ転じて福となす 3.2.2 努 力

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 努力、この言葉が私は最も好きです。努力なしに前進はありません。努力なしに喜びはありません。努力をする必要性を感じていますので、この「努力」が好きな言葉になるのです。

先に、どんなに小さなベンチャービジネスであっても国際化時代、インターネット時代においては自らの情報発信のために英語力が必要だと言いました。外国語をビジネスに必要な英語力にまで習得し、維持するのにも努力と継続が必要です。

2000.01.22日の朝日新聞によれば、IBMではTOEIC点数と昇進や海外出張の関係を以下のように規定したと報じられています。これはサラリーマンの方だけに適用される水準ではなく、自らベンチャービジネスを起こした人、起こそうとする人にも当てはまると思いますのでご紹介します。

TOEIC点数

昇進管理職名

海外出張

英語レベル

600点

課長相当職

短期出張

企業の戦力となる水準

730点

次長相当職

長期出張

あらゆる状況に対応可能水準

 参考)大卒平均 440点

 日本人だから英語は必要ない、関係ない、というのも考え方の一つです。その考えも結構ですが、やはりこれからのビジネスマンとしては少々心もとないと思います。

 ご存じの方も多いでしょうが、TOEICとは Test of English for International Communication の略です。英語での意思伝達能力を判定している検定試験です。今日では多くの企業が社員の実務と日常の英語能力を判定するのに利用しています。他方、実用英語検定(実用英検)は学生のための英語能力判定試験といったニュアンスがあります。(ちなみに、私は英検の2次面接試験の面接試験委員(面接試験官)を25年勤めさせていただきました。)

 現在、国際語というか世界語としての地位を確立しているのは残念ながら私たちの日本語ではなく英語です。英語が広まった経緯はともかく、理由の一つは言語としては簡単であり、多くの民族に受け入れられた、からだと私は思います。

 どうすればTOEIC600点レベル、あるいはそれ以上のレベルに到達できるのでしょうか? 一口で言えば、自身を英語漬けにする、ことだと私は思います。偉そうなことを言って、お前はどのレベルだ?とお叱りを受ける前に白状しますが、私のTOEICは835点です。もちろん、満点ではありませんので威張れるわけではありませんが、ほとんど国内だけで自学自習してきた経験からその勉強方法について少々言わせていただいます。

具体的な英語漬け方法としては、

1.朝の目覚めは英語ニュース、番組で

2.就寝も英語番組を聞きながら、あるいは見ながら

3.日中、仕事中は可能な限り

  見る;英語新聞、英語雑誌 インターネットで

  聞く:CNN、BBC、VOA、海外FMなどをBGMで

  書く:メールはすべて英語で

  話す:????

話す ための訓練は、

1.仕事や 身近なこと 興味あること を口にする

2.毎日、最低でも一日おきに

3.ネイティブは必ずしも必要ではない

4.正確さは後回し、でも正確さは必要

5.     継続のために多額のお金を一回に限り(例えば一年間)払う  

です。

継続して努力し英語力を身につけるには時間がかかることを覚悟しなければいけません。しかし、あまり悲壮的になるのもどうかと思います。気長に、楽しくやることでしょう。いかがでしょうか、ご参考になりますでしょうか。


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