節電虫の誕生 4.1.4 部品作りの経験

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ところで、話は少し横道にそれますが、1950年代、小学生の頃から兄たちや近所の年上の子供、友達が身の回りの木々や不要になった機械などを分解した部品などを上手に使って、一時的な遊びには耐えられる四輪車などを作っているの私は何度も見ていました。私自身も手伝いましたが、私は四輪車のような「大物」を積極的に自分から進んで作るタイプではありませんでした。むしろ、私は型紙などを使って模型を作ることの方が楽しかったように記憶しています。

第二次世界大戦敗戦後の1950年代はほしい物は自分で作ることが当たり前で、現在のように機能もスタイルも良い完成品や半完成品のキットを手に入れることは考えられませんでした。模型船であれば木をくり抜くこと、模型飛行機であれば竹を切ることから始めていました。私より2才年上の兄は小鳥が大好きで、それを飼育する鳥かごさえも大きな竹を切り、ナイフで細い棒に加工し大変器用に自作していました。当時、材料の自己調達は当然だったのですが、このような経験、好奇心が戦後の日本の製造業を支える基礎になったのだ、と私は思います。


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