節電虫の誕生 4.3.2.1 第二次ヒヤリング審査(1)、いざ東京へ

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第二次ヒヤリング審査は一色尚次東京工業大学名誉教授を審査委員長とする29名の学識経験者から構成される省エネルギー委員会による審査でした。

私が住んでいる尾道が東京から距離的に離れているということもあり、審査の順番を午後の早い時間帯に設定していただく配慮を(財)省エネルギーセンター事務担当者の尾形氏、技術担当の舟岡氏よりしていただきました。第二次審査対象になっていた会社のほとんどが大企業で東京か東京周辺に本社や事業所があり、地方から上京しなければならなかったのは私だけだったのかもしれません。

11月14日、いよいよ省エネバンガード21(21世紀型省エネルギー機器・システム表彰)第二次ヒヤリング審査の当日です。少しおおげさですが、徳川家康であれば、いよいよ関ヶ原決戦、といったところでしょうか。並み居る大企業戦士との戦いの早朝でしたが、私は特に気負うこともなく新幹線新尾道駅から新幹線で東京に向かいました。

車中では説明会場で与えられる8分間で説明するために用意したOHPフィルムを取りだし(当時はまだパワーポイントによるプレゼンテーションは無かったかもしれません)、頭の中で説明順序と内容を2度ほど繰り返しました。そして、残る時間の大半はNHKの節電虫(益虫)取材時にいただいたNHKのロゴマーク入りのソニーウォークマンで好きな高橋真梨子さんの歌や、東洋紡勤務時代にギターマンドリンクラブ「ギターラTOYOBO」として演奏した曲などを聴きながら、時にはうたた寝しながら東京までの約5時間を過ごしました。

到着後、(財)省エネルギーの尾形氏より地図で案内していただいていた東京駅近くで審査会場が設けられていたビルに12時頃に入りました。そして、すぐに受付の女性に私の到着を伝え、実際のヒヤリング審査開始まで1時間ほど待機しました。

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節電虫の誕生 4.3.2.2 第二次ヒヤリング審査(2)、プレゼン内容

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