25年越しに知った’’喜び’’
結論から言うと
「栄養」を摂ることで美しく健康な身体
を得た’’喜び’’だ。
幼少期、学生時代、新社会人の頃、どの頃を思い返してみても私は常にぽっちゃり人間いわゆるデブだった。
でも自分の中では「ちょっとぽっちゃりなくらいやろ」とデブの自覚がなかった。
実際、エステに行って痩せた経験があるし、痩せようと思えば簡単に痩せると余裕をかましていた。
ただ、思えば洋服としてスカートやワンピース、ゆったりとしたワイドパンツが多く気付かないうちにデブに見えないための服ばかりになっていたのだ。
ふと、エステで痩せたときに買ってもらったデニムを履いてみると、、は、、履けない!?、、リバウンドしていたのだ。
久しぶりに取り出したそのデニムのサイズを見ると、痩せた時に買ってもらったといっても大したサイズではなかった。
ということはだ、私に痩せていた時代なんて少しもなかったのではないかと、気付かされる。
何を自惚れていたのか、21歳にして結婚できたことに安心して美意識を捨ててしまっていたのか、鏡の前に立つ自分の姿を見てさすがにショックを受けた。
その頃、ハワイに行く予定にグアムに行く予定もあった。
やばい、海だ。水着だ。
いやいやいやいや、このままでは水着なんて恥ずかしくて着れない。
やっとここでダイエットの決意。やるか!やってみるか!と気合を入れたけれど、そのダイエット内容は、糖質制限、カロリー制限、たまーにマッサージを頑張ってみる、なんてこと。
結果、体重の数字としては落とせていた。だから、痩せた。と思っていた。
でも、ハワイやグアムの写真を見返すと、胸から上の顔をメインで撮っているものや斜め上から細く見せようと必死に撮っているものがほとんど。全身で写ってるものなんてほぼなくて、あったと思えば残念に感じちゃう容姿。。
体重が落ちたというだけで、見た目が変わっていないのは自身でもどこか分かっていたのだ。でも、痩せたと思いたかった。
だって、たくさんの我慢をして体重は落ちたんだから、これは痩せたってことでしょ?、、甘かったんだよなぁ。
そんな旅行が終わった後、成人式の振袖の写真を個人的な理由で撮り直したかった私は、旦那にもう一回綺麗な姿で撮り直したいとお願いした。
すると、条件付きで許可してくれたのだ。
しかし、その条件。。私の身長からすると美容体重に近い53キロになることだった。
その時の私は、58キロ。ん〜〜〜、いける!!たった5キロ!!
なんて気合いだけで、ダイエット継続。次のダイエット内容、、朝たくさん食べる(白米あり)、昼コンビニとかで売られているプロテインアイテムと、は◯な愛さんが痩せたと宣伝されていた置き換えスムージー(ネットの誘惑に弱かった)、夜おかず少し、お菓子は100カロリーまで、とか。
でもさでもさ、びっくりするくらい痩せなくてむしろ63キロ手前まで来ちゃったわけよ。、、嘘でしょ。さすがに、挫折するわ。
ってまあ、そんな時に営業の仕事をしていた私は、知人からの紹介で仕事としてあるダイエットサロンに行った。
仕事の話をしながらも、周りに飾られている色々な方のビフォーアフター写真が気になってしょうがない。
でも、ビフォーアフター写真なんて私はあまり信じないタイプだった。ネットや雑誌によくある、ダイエットアイテムを利用した人の変化でーすって感じで掲載されているビフォーアフター写真って、痩せている人がお金をもらって太った写真になっているという、そんな噂を耳にしたことがあるからだ。それが本当なら信憑性はないし、私自身もネットや雑誌に載っているダイエットアイテムを購入したことがあるけど、結果、痩せることなんてなかったからそんな噂も本当に思えてしまっていたんだと思う。
まぁ、よく言うよね。「それを買って痩せるなら、みんな買っているし世の中みんな痩せてるはず」って。真実は分かんないけど、本当にその通りだなって今は思う。
いや、でもよ?そんなこんなで確かにビフォーアフター写真を信じてはないんだけども、ダイエットサロンとして成り立ってるわけよ。
目の前で話を聞いてくれている可愛らしいオーナー様が嘘の写真を作っている人になんて見えないわけよ。
そもそも、そんな嘘をついてこんな街中でダイエットサロンなんてできないわけよ。
結果、気になるから仕事の話が終わってから聞いちゃったわけ。「この飾られている写真って本当なんですか?」って、単刀直入に。
そしたらオーナー様がiPadに1枚の写真を出してきた。
左右別の写真で、右はまぁ目の前にいるまんまのオーナー様の可愛い写真。左は、、、ん?誰?ってなったくらいの写真だったんだけど、「10年前の私です」って言うわけ。
どっからどう見ても、10年前って言ってる写真より、今の方が若く見える上に綺麗で可愛らしいわけ。
そして、ビフォーアフター写真に嘘はないって目の前にいるオーナー様が幻でなければ、他の写真も信憑性が増すわけよ。
そんでもって、これが本当ならよ?私も変わりたいじゃん。自己流のダイエットは空ぶってるし、振袖再撮影の条件達成も遠のいてて、どうしたらこんなに変われるのか。やってみたいわけよ。
そしたら、3日間トライアルがあるからって、その3日間でも変化を感じてもらえるからって、可愛いオーナー様に言われたのよ。
たった3日間で!?って思いながらもプライベートで予約してしまった。
大して変わらなかった時に、勧誘を断れないタイプの私は何かあった時の保険として、旦那も一緒に予約した。ちょうど旦那のお腹周りも心配だったし、どうせやるなら二人のほうがいいじゃん?
計測してもらって、今まで体重の数字しか意識してこなかったけど体脂肪とか筋肉量とかの詳しいとこも初めて知って、やっぱり自分が肥満であることを思い知らされた。
一通り話を聞いて、説得力もあったし納得している自分もいたけど、たった3日間では、、と怪しく思いながらも旦那と一緒に3日間トライアルにチャレンジしてみた。
そして、肝心なのはその3日間トライアルの結果だ。
旦那が体重も体脂肪も落ちているではないか。し、しかも、おへそ周りのサイズがめちゃめちゃダウンしてんの!! 嘘でしょ、、やば。
って思う中で、次、私の番。わーお、、体重落ちてる!! え、しかも写真で比較したら顔の大きさが全然違う!! たった3日間で!?まじか。。こりゃ、すごいわ。
ってわけで、旦那と二人感動して続けることにした。
方法としては、「食事8割 運動2割」という主に栄養バランスを考えたうえで、しっかりとした栄養を摂り入れた食事と充分な水分摂取の意識をしていくものだった。
ただ、栄養を摂り入れた食事といっても一日に必要な栄養量を摂取することは、費用も調理時間もかかるし高カロリーにもなってしまうので現実問題難しい。
そこを簡単に解決してしまうような手軽な栄養摂取と、同時に血糖値コントロールもできてしまう方法を用いての食生活を行なってきた。
といっても、食事内容が大きく変化したわけではない。外食もするし、スイーツも食べる。ストレスが溜まるような食事制限のようなことは一切なかった。
本当に楽しんで取り組めていた。
だからこそ、あっという間に4ヶ月たった頃、気付けば−8キロの減量に成功し、それぞれの部位のサイズダウンもしっかりしていて、苦手だったデニム系が大好きな日々に変わっていた。
日常的に栄養がしっかり摂れるようになったおかげか、体調の変化も大きかった。頻繁に頭痛や腹痛などがあり、薬がないと安心できない身体だったが今では薬を最後に飲んだのはいつだったか思い出せないくらい、気付けば薬を飲まずに毎日元気に過ごせているのだ。
人の身体にとって、栄養がどれだけ重要なものなのか、今は身にしみるほど理解ができる。
痩せる体も健康な体も手に入れたからこそ理解できるのだ。冒頭部分で、私は幼い頃からいわゆるデブだった。と書いたが、「人の身体は食べたもので出来ている」という言葉通り、幼少期からの食事を振り返ってみた。
幼少期、毎週祖父母の家に泊まりに行っては駄菓子屋さんでカゴいっぱいにお菓子を買ってもらうのが恒例だった。
たくさんのお菓子を食べ続けて、ご飯では野菜が嫌いで、お肉に白米ばかり。まず、幼い時点で自分で栄養バランスなんてことを考えられるわけもなく、好き勝手食べているわけだ。
お菓子なんて間違いなく砂糖の過剰摂取だし、お肉ばかりだと脂質、炭水化物の過剰摂取だったと思い当たり、まずデブで当然。
小学生の頃は、祖父が学校の近くで喫茶店を営んでいた。
給食を食べて帰ってきては、喫茶店でトーストやアイスやジュースをもらう。家で料理をするものがいなかったので、夜はほとんどが外食。
多少の栄養があったとすれば、給食だけだっただろう。でも、間違いなく1日に必要な栄養量は摂れていないし、喫茶店でのつまみ食いや外食という高カロリーの時点でもうそりゃおデブちゃんのままだ。
中学生の頃だと、コンビニの菓子パンを持って行ったり、学校に売りにくるお弁当かパン、紙パックジュースは絶対。みたいなお昼ご飯。
3年生の時は、友人がついでといってお弁当を作ってきてくれてた。それプラス、なぜか私はいつもベビーチーズや6Pチーズを持ち寄って、頻繁に食べていた。
部活終わりにはみんなでコンビニに寄り道しては、買い食い。
家に帰れば、近くのお弁当やさんの唐揚げ弁当か外食で近くのラーメン屋さんや定食屋だった。
少なからず、友人のお弁当には多少の栄養があったんだろうなぁ。
でも、家での自炊がない時点で夜めちゃめちゃ、高カロリー生活じゃん。そりゃおデブちゃん継続なわけだ。
高校生の頃、、こうやって思い返すだけで恐ろしく思えてきた。
自転車通学だった私は、毎朝コンビニに寄って、リプトンのミルクティーに、朝食として菓子パンかホットスナック(レジに並んでる揚げ物や焼き鳥)を食べてた。
お昼は毎日、食堂でおにぎりとか唐揚げとかうどんとか。それプラス、時々、自販機のアイスや持ってきてるお菓子をみんなとシェア。
アルバイトができる年齢になってカレー屋のココ◯チに2年半勤めた。カレーが大好きな私は、この2年半の食事の8割はカレーで占めていただろう。
バイト率高かったし、飽きもせず賄いはいつもカレーだった。シフトにフルで入る日は2食はカレーだったし、22時に退勤してそんな時間から食べることも当たり前だったことを思い出すと、間違いなく太るわけだ。
この時の私の身体はカレーで出来ているようなものだし、栄養なんてどこで摂れていたんだろう。
そんなふうに学生を終え、就職してからはずっと販売員をやってきた。
シフト制だから、食事の時間なんてバラバラ。
朝、夜はほぼコンビニ生活。
仕事の終わるのが早い日は自炊もしてたけど、簡単なおかずに白米だけみたいな。
外食も多かったし、休憩時の食事は商業施設のフードコートかコンビニか。
1日の摂取カロリーなんて恐ろしく高かっただろうし、栄養なんてこれっぽっちもなく偏りまくりだったと思う。
結婚して、さすがに自炊は増えたけど特に栄養なんて気にしたことなかったし、バランスなんてなおさら分かるはずがなかった。
栄養って言葉は当たり前に聞くし、必要なことだなんてきっと誰もが分かってる。
でも実際、簡単そうでなかなか日常的には浸透してないわけよね。
ちゃんと理解してる人が、24品目とかの食事を毎日用意する生活でもまだまだ栄養が足りない、なんて言われる。
これまでの食生活の振り返りでも書いてきたように栄養もバランスもなかった私からすれば、もっと分かんないし、分かったとしてもそんな食事は毎日用意できないし、食べたいものは食べたいし。
でも、それが普通なわけよ。
分かっている人でも、どれだけ考えられている料理でも、それだけの必要な栄養量を摂るなんて難しい。
でも、痩せて綺麗な身体作りにも、健康的な身体作りにも栄養バランスって本当に必須で強い味方になるのよ。
だから、このダイエット方法に出会って自分自身や大切な人が変わっていくのを目にして、たくさんの喜びと感動があるのね。
この喜び、感動、そこから生まれる幸せを私も伝えたい。
私のような人を一人でも多く増やしていきたい。
って思うようになって、こんな私がウェルネスコーチとして誰かをサポートする側の人間になれたのだ。
ダイエットを始めようと思うと、◯◯制限とか急に運動し始めたりする人が多いと思うのね。
でも、何かを制限してるとその時点でどこかのバランスを崩しているし、健康的とは言えない。
急に運動し始めても、どこかのタイミングでやめた時点でほぼリバウンドするし、せっかくの運動の効果を良い結果に導く食事ができていなければ意味がない。
私も経験してきたからこそ分かるけど、どれも我慢が生じるし、ストレスが溜まる。ストレスこそ、美容や健康の敵だからだ。
だから私は、我慢をしてでもストレスを溜めてでも頑張ろうとしている人を救いたい。私が救われたように。
ダイエットは楽しめるものだって、
食べたいもの食べていいよって、
運動なんて時々でいいよって、、、
栄養を理解してそれがあなたの強い味方になれば痩せることも、
増やすことも、元気に健康になることも、
あなたがなりたい身体になれるってことを伝えていきたい。
伝えると同時に一緒に頑張っていきたい。
25年越しに知ったこの’’喜び’’を
’’栄養’’を摂ったことで美しく健康な身体を得たこの’’喜び’’を
この’’喜び’’から生まれた
この’’幸せ’’を大切に毎日胸に抱いて
今日も私は誰かに’’最高のダイエット方法’’を’’素晴らしい栄養’’を伝えている。
著者の麻衣 石黒さんに人生相談を申込む