丁稚奉公と村娘。
「仕事は、先輩のみて覚えるんだよ!みんな忙しいからね。いいところみて真似して盗んで自分のものにしな!」
桶と柄杓を持たせられて、薄い黄色に赤の格子模様の着物を着て、外の水撒きと掃き掃除を頼まれた。
寒い。指が悴む。紅くなる。痛い。凍てつく肌を刺す痛み。
寒いというより、痛い。肌が。
どんっと突き飛ばされて、桶の水を全部撒き散らすと
「邪魔だよ!どけ!」といって
飛脚のお兄さんが走り抜けていく。
江戸時代、なのか。ここは。
リアルな夢をみている。私は違和感の中で、目が覚めずに感覚まである夢をみている。
【感覚まではっきりとある夢】をみるのは、恐ろしい。
【痛いし寒い】夢とは
殺されたらどんな痛みが走るか想像するとゾッとする。
五感まで無くていい。
この夢にどんな意味があるんだろう。
この間みた夢は、私がおばあちゃんになっていて、病室にいて
傍に息子、と奥さんか
泣いていて、私はその2人を宥めながら
「幸せな人生だった。沢山好きなことをして、子供に恵まれて、素敵な友達が出来て幸せだった」と息子に泣きながら伝えて
号泣したまま、目が覚めた。
まるでさっきまで、おばあちゃんで死んできたみたいに。
人の魂は過去と未来を行き来しているのかもしれない。寝ている時に。たぶん、夢なんだけど。
あまりにリアルで
寝ている時にみたのが現実ということはないのか。
私は今
長い長い夢を、みているのではないのか。
推しさんが夢で、目が覚めたらいないなんてことがないといい。
子どもたちも
幸せになるのを見届けられたらいい。
いろんな上手い人をみて
【一流に触れていく】
【推しの感性に触れたい】
触れていけ。
感受性を磨け。そして当てろ!
あなたの親御さんの人生を雑誌にしませんか?
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